テレビ東京「捨ててよ、安達さん」わかり始める夢の意味と、輪ゴムと袋の恋。

テレビ東京で【ドラマ25】枠にて、毎週金曜日0時25分から放送している

安達祐実主演『捨ててよ、安達さん』その名の通り、安達祐実が主人公。

雑誌企画で【断捨離】がテーマとなり、読者がより身近に感じるように、安達自身が物を捨てていくこととなる。

しかし、その【物達】は安達の夢の中で、少女によりジャッジされている。

 

コンテンツ

第2話のお客は輪ゴムと書店の袋

 

前回、自分が出演したドラマのDVDをスタッフからもらい

1年以上、本棚にほったらかしにされていた「DVDさん」が観ないなら捨てて。

いつか、観てもらえると小さな期待を持っているのに疲れた。

 

しかし、マネージャーからは「読者へのインパクトが薄い」と言われてしまった安達さん。

家に帰ると、大量の「刻み紅ショウガ」の入った袋を開け、味見をしながら小皿に分けた。

そして、その切り口を輪ゴムで止め、ビニール袋に入れ冷蔵庫にしまった。

紅しょうがの入った小皿を持ってソファへ行き、だらんと座り自分の胸に小皿を乗せ紅ショウガを食べる。

安達さんは紅ショウガが好きなのか!?

 

現れたのは夢の中の女の子。ピンクのはたきを持っている。

この子が出てきたということは「夢の中」だと理解した安達さん。

そして、誰かがやってくることも想像がついた。

今回現れたのは2人。しかも、女性と男性

果たして何が擬人化しているのか!?予想がつかない。

 

ひどく疲れ切った女性

 

茶色いニットを着た女性はひどく疲れ切っていた。

そして決まり文句「お願いだから、安達さん私を捨ててください」

「疲れ切って、ちぎれて捨てられるなら、今のうちに・・・」

誰!?

「私は輪ゴムです。いつも冷蔵庫にかかっている輪ゴムです」

 

なぜ、彼女はそんなに疲れているのか理由があった。

フックの一番手前にかかっており、大きさが適度にあり、強度もいいから

安達にとっては「使い勝手がいい輪ゴム」のため、いつもついついその輪ゴムばかりを使う。

輪ゴムにとってもそれは自慢だった。他の輪ゴムたちが使われないのに、

自分だけが沢山仕事をすることに誇りを持っていた。

しかし、余りにも使われすぎて「強度」が失われつつある。だからその前に捨てて欲しい。

 

寄り添う男性

 

疲れ切った女性に寄り添う男性。

再び誰!?

それはシンク下に押し込められたビニール袋だった。

「使わないなら捨てて欲しい」

「いつ使ってもらえるのか期待を持たせるのはやめて欲しい」

 

そこに反論する安達さん。

「いや、便利だし、いつか使うし」

しかし、男性は他の袋とは違うと、プライドを持っていた。

実は書店の袋だった。

重い本が入っても破れないように「強度」があり、「持ちやすい」工夫もされていた。

しかし、その持ちやすさゆえに、ゴミ袋としては「縛れない」という欠点があり

使われないまま放置されていた。しかも、最近ではかわいい袋を欲しさに商品を買い

普段使いされる袋たちもいる中で、自分の位置はとても中途半端だった。

 

手を取り合う2人

 

話しが進むうちに、やがて手を取り合う2人。

ただならぬ雰囲気を感じ取った安達さん。あなたたちどんな関係!?

実は、

輪ゴムは安達さんが購入した付録付き雑誌を止めていた輪ゴム。

そして、書店の袋は

その重い雑誌を入れてきた袋。

いわば、2人は同時にこの家に来て、方や一生懸命働き、方や忘れ去られていたのだった。

だからこそ、互いの体(!?)を心配しあう、相思相愛の二人だった。

 

夢から覚めた安達さん。

思わず飛び起き、その瞬間胸の小皿が落ち紅ショウガが散乱した。

その紅ショウガを丹念に集め、パッケージに入ったままの紅ショウガを保存容器に移し

パッケージと落とした紅ショウガを、書店の袋に入れ、その口を雑誌についてきた輪ゴムで止めた。

一緒に安達さんの家に来た二人は、一緒に安達さんの家を去ることができた。

 

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