テレビ東京「捨ててよ、安達さん」プライベートを垣間見る普段の安達さんの姿。

オープニングは「断捨離企画」をしている雑誌社のインタビューから始まった。

自分の役割「子・母・妻・女優」の4つのバランスで成り立っている=安達祐実

幼い頃から仕事をしている安達祐実は、母の言うことが「一番正しい」と思って生きてきた。

その思いを口にするのだが、帰宅すると3か月前の出来事を思い出していた。

 

コンテンツ

本当の安達祐実

 

物心つく前から「芸能界」という世界にいた【安達祐実】という存在は

すでに「女優」であった。それは、普通の【子供時代】と違ったが

その他の世界を知らないまま、大人になった。そんな思いが安達の中にあったのか・・・。

夢の中の女のこと、なぜか「グラウンド」でピクニックをしていた。

しかし、その間にあるのは「紅ショウガ」尽くしの弁当と、飲み物。

【他の物をください】とお願いしても、紅ショウガを使った食品が出てくる。

この場所から逃れれば、「紅ショウガを食べずに済む」のだろうか・・・!?

 

しかし、それには苦難があるかもしれない。

それならば、【ここにいる人生を選ぶ】

母親の指示で動く自分であっても、それは安達祐実の人生。

苦難があってもそれを乗り越えて、ここから出ていく!!

そう決めた安達祐実は笑顔で走り出した。

女の子は、全身赤い衣装で笑顔で見送っていた。

 

最後のバイバイリスト

 

3か月前、泣きながら電話をしていた。

その相手は「母親」だったのだろうか・・・!?

一緒に暮らすことを要求されているのか・・・!?

電話の後、何度から「何か」を持ち出し、【赤いゴミ箱】へ捨てた。

【大丈夫】

と言い聞かせるように、2階へ上がったことを思い出した。

それは、【へその緒】だった。

 

母親から生まれた証である「へその緒」を赤いゴミ箱に捨てていたのだ。

女の子が、安達に「素性」を聞かれると、「あなた自身」と言っていた意味が理解できた。

その瞬間、へその緒を抱きしめて号泣した。

女の子は【赤いゴミ箱】ではなく、【赤いゴミ箱に捨てられた、母とのつながりを示すへその緒】

 

母の子供でいること

 

安達は「母の私物」ではない。

そんな思いをずっと抱えて生きてきた。矛盾した考え。

そう思いながら、自分の娘は【自分の物】と思う自分。

女の子は「赤いゴミ箱」を抱えて話していた。一生懸命大人になって、子供を産んだんだもん。

「お母さんも、安達さんも一緒」

安達は一番つらい時に「あんたは目が死んでいる」と言われた母の呪縛から逃れられない自分にいらだっていた。

 

女の子に「お母さんも安達さんも一緒」と言われた瞬間、再び怒りが込み上げてきた。

納戸へ駆け寄り、「へその緒」を捨てようとした。その瞬間!!

「安達さん捨てないで!!!私をまた捨てないで!!!」

と、女の子が号泣した。夢の中のこは、断捨離されたくなくてずっと夢に出てきていた。

母から独立したい!!と願いながら、その束縛からどうしても逃れられなかった。

でも、もう充分!!母からの縛りがあるのも、それも【安達祐実】

子供への執着があるのも【安達祐実】

結果的に「過去のアルバイトの給与明細」で断捨離は終わった。

 

子供を身ごもり、一緒にすごした【スウェットのパジャマ】も

母とのつながりを一番色濃く残す【へその緒】も捨てない。

それが安達祐実なんだと自分で納得した時、心からやっと笑うことができた。

周りの顔色をうかがいながら生きてきた自分、母の思い通り仕事をしてきた自分。

そんな時もすべて含めて全部が、今の自分を作ったんだ。

 

 

 

 

 

テレ東「捨ててよ、安達さん」15年のパジャマがピンヒールを履いてやってきた!!

 

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