やっぱり大部屋は辛い…。
同じ気持ちを共有できる部分を見れば、「大部屋」も悪くはない。
ODやリスカ、軽蔑されそうな会話を、笑いながらできたりする。
まぁ、普通ではない世界が広がるのが、精神科病棟の普通だろう。
存在するリーダー
話しができる部分ではいい。
しかし、4人いれば自ずとリーダーが生まれてくる。
この部屋では通院歴16年のベテラン。彼女は「入院で静養」するより
「入院でいかに毎日を楽しく過ごそうか⁈」という考えの持ち主。
そのため、おしゃれにも、肌の手入れにも余念がないが、それが化粧をしない3人には辛い。
本人はいい化粧品を使用しているのだが、スメハラ!!
1日2回。
他の2人が言えないので、私がやんわり遠回しにいうが、いかにこの化粧品がいいのか力説する。
しかも、消灯時間になると、頭のところにある電気をつけ、DVDをつけっぱなしにして寝る。
すべてがカーテンで仕切られていても、場面の映り代わりで、天井に反射してチカチカ…。
夢遊病もひどいので、先日「寝る時に明かりがあると、まぶたを通して、脳が光を感じて起きてる。って錯覚するよ」
と、言ってみたら「あ、だから飛行機とかでアイマスクが必要なんだ!」
う〜ん…的を居れない…。
暗黙のコミュニケーション
本来から、誰とも話すことすら嫌だけど
病院側の様々な変更で、中途半端な時間ができてしまった。
夕食から食後の薬が配られるまで。20分くらい。
なんとなくベッドに横になってみるにも中途半端な時間。
歯磨きして、寝る準備をしても微妙にあまるから、みんな椅子に座っている。
そうなると、何か話さなくてはいけない空気…。
それがまた苦痛。誰かが薬の後にベッドへ戻れば、なんとなくみんな個々に好きなことをするが
薬待ちの延長で、話しが終わらないと、誰かが寝るまで続く。
私以外眠剤なしで寝るので、私は最後までベッドにいかない。暗黙の了解。
情報交換
唯一のメリットは情報交換だろうか。
薬の副作用や、こんな状態の時どう対処したらいいのか。
など、各自の経験から学んだことを披露する。
それが万が一の時、自分に役立つかもしれない。
大部屋だからこそ出来ること。
しかし、全体的に見ると休息するなら、やはり個室に入るのがいい。
しかし、保険の契約を最低限にしたので、かかった費用と、おりる保険料はほぼ同額。
前回の入院から、入院保険に入ろうとしたが、入院歴がある場合
2年以上の経過が必要とのこと…(T . T)
ずっと大部屋のままか…。
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