【探偵由利麟太郎】さくらの弟子相良行方不明の真相は・・・!?

劇団の「人気オペラ歌手原さくら死亡」

東京での「蝶々夫人」の公演を見事に成功させ、次の大阪公演を控えた前日だった。

原さくらは長年信頼してきた、土屋マネージャーに騙され殺害されていた。

しかし、大阪府警の浅原が事情を聞くため、ホテルから関係者を外出させないようにしていたが

さくらの愛弟子であった相良の姿はどこにもなかった。

 

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名探偵相良

由利はさくらが入れられた「コントラバスケース」から、さくらを抱き上げた時すべてを悟った。

あとは、その証拠となるものを集めたり、成り行きを観察しているだけだった。

さくらの遺体には特殊な「砂嚢」に使われる砂が付着していたことから、殺害方法をすぐに特定した由利。

しかし、彼に「挑戦状」を突き付ける者がいた。

それが、さくらの愛弟子「相良千恵子」だった。

由利はよい挑戦を受けたと思った。彼女ほど【探偵】に向いている人物はいないと言い放つほどだった。

 

それは三津木も納得した。

すべての劇団員の行動をマネージャーよりも細かく把握し、その人物の性格や特徴を細かく分析していた。

・小野はさくらに憧れを持っている

・志賀はさくらへの愛を貫くため一生独身

・指揮者とさくらは犬猿の仲のため、周りはいつもはらはらしている。

など、分析力に長けていた。そして、さくらが持っていた「未完成の楽譜」が【手紙】だと気づき

すでに解読し、由利にコピーを渡していた。

 

ホテルに現れるさくらの亡霊

さくらが亡くなった後、次々と「さくらの亡霊」を見る者が現れた。

由利はそのからくりもすでに見通していた。

雨宮が落下したとされる、5階の衣裳部屋へ行った時にまず「衣装箱」をチェックしたのも

からくりを確信する動作に過ぎなかった。

 

由利は衣装ケースにあるはずの2つの衣装がないことを確認すると

「千恵子さんこちらへ」

と、見えるはずのない廊下に相良がいることを見透かしていた。

現れた相良は黒いコートにステッキを持った男装をしていた。

そして、関係者がみた「亡霊」も相良であると由利は見抜いていた。

 

相良が亡霊になった理由

相良は相良なりに、事件の真相に近づきつつあった。

そして、犯人にとどめを刺し、犯行を自供するようにするため、

「犯人と思しき人物」の前に、さくらの衣装を着て、さくらになり切り現れた。

そして、その【反応】から、彼女なりに真相に近づこうとしていた。

 

清風荘で見た「黒いコートの男」も正体は相良だった。

さくらの死後、隠されていた藤本と赤ちゃんの写真を元通りにしにきたのだ。

それは、「赤ちゃん」の写真の秘密に由利が気づくように。

実は「赤ちゃん」の写真は藤本ではない。どこかのショップで手に入れた別人の写真。

その証拠に、写真の裏には店のスタンプが押されていた。

このことに由利が気づくように相良が仕向けていたのだった。

愛弟子であったからこそ、真相により早く気付くことができたかもしれないが

ところどころで、陰から由利に「パス」をする姿は

由利が言ったように、相良は三津木よりも探偵の相棒に向いているのかもしれない。

 

 

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