「わたしのお嫁くん」1話、できる女と理想の嫁、そしてお嫁くん誕生!
穂香は大手電機メーカーのキャリアウーマン。5年連続営業成績第1位のできる女だ。
そして気遣い上手として知られている。ビールをこぼしたらすかさずハンカチを出す。
そして、営業先にも気を配り、ちょっとした配慮も怠らないため、常に営業成績はトップとして走り続けている。
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仕事ができる女
穂香は常に気配りができて、営業成績も悪くない。そして、気配りができるのは、自分の周りだけでなく、
営業先であったり、一緒に営業回ってくれるちひろに対しても気を遣ってくれる。そして「営業には清潔第一!」
と言って、いつもちひろの身だしなみにも気を配ってくれる。ちひろはそんな穂香に密かに、憧れを抱いていたが、
そこに新入社員が入ってきた。23歳の男性だが「かわいいは褒め言葉!」と言ってくるんと回った。それを社長の前でもやったらしい。
なかなか根性の座った。新入社員だった。そこで社員歓迎会の意味を兼ねて、今度「お花見をしよう」と言うことになった。
盛り上がってくると、上司がビールを服にこぼしてしまった。ちひろがすかさずフォローしようとしたが、穂香が先にハンカチを出した。
穂香の近くに座りたくても、なかなか近づくタイミングがつかめないまま、新入社員の花妻は、穂香の前を陣取っていた。
そして「これ自分で作ったんですけど」と言って、箱を取り出し、可愛らしいくまのカップケーキを披露してくれた。
穂香は驚きながらも、ひと口食べて「おいしい」と言ってくれた。その場にちひろも行きたいが、
隣の場所で花見をしていた、人事部の同期に邪魔をされてしまった。そして近づけないまま、穂香は仕事があるのか行ってしまった。
すると、穂香が帰った途端、営業部の男性たちは、いつも清楚で、気遣いもでき、営業先にも評判が良い。
と言う事は、きっと家でもいい香りがして、自炊をして、きちんとを過ごしているんだろうなと勝手に妄想していた。
そして、営業部の「お嫁にしたい人ナンバーワン」になっていた。しかし現実はどうだろうか…。
男が理想とする嫁
穂香は男性たちが理想とする、家事ができて、いつも家の中が綺麗で良い香りがする。そんな妄想とは程遠い私生活だった。
自炊などせず、大手電機メーカーに勤めているため、最新の調理家電は揃っているが、使った例もなく、
いつ飲んだのかわからない。ペットボトルのお茶が放置してあったり、パンを食べようとしても賞味期限が数日過ぎていた。
そんな生活をしているが、会社では「清楚な女性」を演じているため、「理想のお嫁さん」として、勝手に男性たちの妄想の中で、お嫁さん候補になっていた。
本人もその事は気にしていたが、誰も家に来る事はないと気を抜いていた。しかし、お花見の日の夜インターホンが鳴った。
覗いてみるとちひろがいた。何事かと思い、ドアが開かないようにして、顔だけ出すと「ハンカチ忘れてます」と言って、
女子に貸したハンカチを持ってきてくれた。忘れ物に気づいたちひろに、上司が年賀状から住所教えてくれたと言う。
ハンカチについたシミは、早く洗わないと落ちないから。と言う理由でちひろは酔ったまま穂香の家に来たのだ。
しかし、無理矢理ドアを閉めようとする穂香に対して、ちょっとした隙を見つけて、ドアを全開にしてしまったちひろ。
部屋の中を見てしまったら、片付けずにはいられなかった。いつのペットボトルかわからないお茶や、賞味期限が過ぎたパンなど、
どんどん捨てていった。しかし、途中で自分が酔っ払って、先輩の家で失礼なことをしていることに気づき、謝罪をした。
そして、逃げるように帰っていったが、翌日も会社に来るなり、土下座して謝ってきた。穂香は勘違いされるからと、謝罪はしなくていいと言った。
しかし、ちひろに「理想のお嫁さん」を演じていたことを知られてしまった。その日の夜、両親から電話がかかってきた。
お隣さんの長女が出産したと言う話だったが、本題は「お見合い」だった。そろそろ結婚してもいいんじゃないかと言うが、
両親は穂香が、1人では片付けができないことを知っていた。それを心配していたので、明日部屋を見に来ることになってしまった。
ちひろのお嫁くん誕生!
両親が来るから、穂香は片付けを始めたが、1人ではもうどうしようもなかった。そんな時、ちひろから仕事のことでメールが入った。
仕事の事でも、早く資料を仕上げなければいけないことを思い出した。しかし、メールの最後に「仕事以外でも」と書かれていたので、
穂香はちひろに部屋の片付けを頼むことにした。するとちひろは専門業者と言うほどに、厳重な装備で家にやってきた。
そして、散乱しているものを、「使うもの」「使わないもの」にまず分けることを教えてくれたが、
穂香は「いつか使う」と思うと、なかなか捨てられないタチだった。それでもものを選別から始まり、ゴミを捨てて
散らかった洋服を片付けると、久しぶりに床を見ることができた。しかしすでに朝を迎えていた。
そんなタイミングでちひろは、冷蔵庫にあるもので、簡単にチャーハンを作ってくれた。とてもおいしかった。
もしかしてちひろの母親が片付け上手なのかと思い、思い切って聞いてみると、逆だった。穂香のように仕事優先の人間だった。
そのため、父と折り合いが悪く離婚をした。家事が得意になったのはその後。歳の離れた兄が2人おり、離婚した後は、兄2人が家事を分担していた。
それを見ているうちにちひろも、6歳位から見よう見まねで家事をするようになった。それで家事が得意になったのだ。
穂香は掃除してくれたお礼を払おうと思ったが、ちひろは受け取らなかった。それでも何かお礼がしたいと言うと、「また料理しに来てもいいですか?」と聞いてきた。
それではまた自分がもらうことになってしまう。しかしちひろは「ここには最新の調理家電が揃っているので、いろいろ使ってみたいんです」と言ってきた。
それならばと思い、穂香もOKをしたが、ちひろは家に静かに帰っていった。しかし1番上の兄に見つかり、
「朝帰りとは何事だ!」と言って叱られてしまった。ちひろは「僕はもう23歳だ!」と言い返すと、
1番上の兄からはまだ子供だと思われている。そこに2番目の兄が、少し位夜遊びしてもいいと口を挟むと、
長男と次男の言い合いになってしまった。しかしそれから穂香の家に、夕食を作りに行く日々が始まった。
両親の家をきれいにしているかどうかのチェックも、無事にクリアしたので、お見合いの話もなくなり、穂香はほっとしていた。
そしてちひろのおいしい料理を毎日食べることができる。自分の生活レベルがどんどん上がり、ますます仕事にやる気が出てきた。
しかし、本当にちひろにもらってばかりでいいのだろうか?そんなことを考えていて、思わず「お嫁さんに来てくれたらいいな」
と、穂香が口にすると、ちひろは前のめりになり「僕、お嫁さんに行きます!」と言って、本当に穂香の家に来てしまった。
お互いなんでこうなってしまったんだろう。と思いながらも、穂香のことを尊敬しているちひろにはうれしい。誤算だった。
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Twitterの感想
わたナギと逃げ恥とで混乱している
わたしのお嫁くん#わたしのお嫁くん pic.twitter.com/svLFzMXFjz— h3y&s (@hysashi3) April 12, 2023
小芝居が始まる直前の「例えば」で近所のオバ様みたいな仕草した山本くんをこっそり真似てにやにやする速見先輩かわいすぎたんですけど、これは波瑠ちゃんですか?#わたしのお嫁くん pic.twitter.com/hgkYwepgwI
— かば (@housakudeare) April 12, 2023
笑っちゃう好き#わたしのお嫁くん pic.twitter.com/vlVEYpG8uA
— コマツミキ (@kmmk_8) April 13, 2023
酔っ払うと片付けずにいられないちひろ。でも素に戻ってみると、そこは尊敬する先輩の家だった。
それに気づいたときのちひろが可愛かったし、歳の離れた兄2人にわちゃわちゃされるのも可愛かった。
逃げ恥は、主演の2人が結婚したこともあり、今でも大人気のドラマですね。
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