アララとスミレの新しい門出に、くじらママが倒れた!!「その女、ジルバ」8話
家族がいない孤児院で育ったスミレ。ようやく幸せを手にし、妊娠したかもしれない。
そんなことに喜んでいると、相手の石動と連絡が取れなくなってしまった。
そして、初めにその石動をお店に連れてきた滝口も、連絡が取れないと、店に来た。
コンテンツ
衝撃の事実
何もかもが「バラ色」だったスミレ。初めての幸せの経験だけでなく、自分の中に「命が宿る」
こんな幸せなことはなかった。しかし、石動が【出張】へ出かけたっきり何度連絡しても電話には出なかった。
メールの返信もなかった。妊娠を知ったから逃げられたかもしれない。と不安になるスミレ。
お店に来ても不安は募るばかり。そこへ初めて石動を連れてきた滝口が「石動と連絡が取れない」と店に来た。
常連客の滝口は自営業をしており、時々機械の故障を直しに来てくれる石動をたまたまお店に連れてきたのだった。
そして、いつものように花山も来たが、彼は仕事上の付き合いではなく、ここで知り合っただけなので、
連絡先すら知らない。しかも、あろうことか石動が店に来てからの事を全部話してしまった。
「初めてお店に来て、彼、アララちゃんに一目ぼれしちゃって、クリスマスに大きな花束用意してさぁ・・・。あの花束どうなった?」
スミレには衝撃的過ぎる事実だった。アララに白浜がバラを渡したので、渡しそびれて振り向いた時にそこにスミレがいたから
あの花束はスミレに送られ、その流れで石動も気まずくなったのか「付き合うこと」になったのだ。
お店に来た石動
そんな事実が発覚してすぐ、石動が店に急いで駆け込んできた。「携帯をなくしてしまって、やっと見つかりました。」
という石動の言葉も聞かずにスミレは、店を出てしまった。自分のための花束が新のものだった。
あれは、偶然の出来事だったのだ。そして、偶然子供ができたのだ。石動が後を追ってきたが、彼の話しを聞く気持ちになれなかった。
そして、心配したアララが後を追うが、そこで石動は「こんなところでなんですが・・・」
と、プロポーズの指輪を取り出し、スミレに差し出した。「本当にこんなとこだよ」と言ってスミレは去ってしまった。
後を追った石動だが、その後はアララも知らなかった。しかし、後日スミレは「一人で赤ちゃんを産む」
と新に打ち明けた。石動と別れると。しかし新が何を言っても「幸せな家庭に育ったあんたにわかんないよ!」
と、言われてしまったら、新も言い返せなくなってしまった。
2人で同時に前園課長に、スミレは【育休申請】、新は【退職申請】をしていたが、新の退職はすぐに受け入れられた。
本社は【出向組】をリストラさせるために、前園を出向させたのだが、新がその対象としり、リストラ勧告を本社と掛け合っていたのだ。
しかし、新から退職願がでたことで、本社もすんなり受け入れた。と「jack&Rose」で報告した前園だが、
問題が残っていた。新が住んでいるのは【社宅】だった。ということは退職したら住めなくなる・・・。
そこへ、マスターとくじらママが上を指さした。昔のホステスたちが寝泊まりしていた部屋。
ジルバの部屋の隣が空いていたのだ。光熱費込みで家賃2万。申し分ない2人からの申し出に住まい問題は解決した。
スミレと石動
あれから2人はどうなったのだろうか・・・。石動が「プロポーズ」したが、スミレが拒否したことをアララがくじらママに伝えた。
すぐにスミレは店に呼び出され、くじらママの前に立った。
「あなたはもっと幸せになっていいの。ちゃんと幸せにおなりなさい」とくじらママが抱きしめた。
アララにはくじらママとジルバの光景が見えていた。立った一人で日本に降り立ち、ジルバとして再出発した。
そして、戦争で家族をすべて失い、生きる気力をなくしていたくじらママ。2人が共に手を取り、新たな人生をスタートさせた。
そんな熱い思いがスミレに届いたのか、2人は結婚することになった。もちろん会場は「Jack&Rose」皆の手作りの結婚式。
みかもお祝いに駆けつけ、人前式が始まったが、話すことが得意でないふたりは
「歌います!!」といきなり、ブルーハーツかなにか、思いっきりロックな歌をシャウトしだした。
そんな光景を待ったりと見ていたくじらママと、マスター。しかし、マスターも気づかないくらい
くじらママはその場にゆっくりと倒れ込んだ。アララが振り向くまで誰も気づかなった。
前にいたマスターさえ。そのくらい静かに2人の幸せを見届け、迷惑にならないようにくじらママは倒れてしまった。
幸い命はとりとめたようだが、これからどうなっていくのだろうか・・・!?
感想
スミレがやっと幸せを手にできてよかった。やっぱり人は「自分が生きてきた環境」を素直に受け入れることができても
自分の知らない【世界】に飛び込むことはとても臆病になる。その気持ちがすごく伝わってきました。
それにしても、お店のメンバーもホステスもいい人ばかり。くじらママが倒れてしまったが、くじらママを大好きな「超熟女好き大学生JUZO」はどうなってしまうのだろうか!?
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