日本テレビ「私たちはどうかしている」全てを樹は受け入れていたのか!?

「今日子の不貞で生まれた」

「お前に店は継がせない!!」

優しかった祖父が自分に対して、厳しくなったのは15年前。

父、樹が何者かに刺殺されてから。そして、その犯人は七桜の母百合子だと、椿が証言したことから。

 

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樹は知っていた!?

樹はどんな時でも椿に優しかった。

しきたりというもの。「光月庵」の後継者としてふさわしい行いをいつも優しく教えてくれた。

そして、椿専用の落雁の可愛らしい型まで作ってくれた。

しかし、大旦那である宗寿郎が「不貞の子」と知っていたならば、樹もそれを知っていたはず。

 

その上で「後継者」=自分の本当の子供

として、育てようと一生懸命だったのではないのか!?

しかし、何者かに刺殺され、それが百合子だと証言した。

幼い椿には詳しくはわからないが、それが原因で以来祖父からの扱いが「他人」となってしまった。

地獄の15年。

樹はそれを望んでいたのだろうか!?

 

大旦那の考え

なぜ宗寿郎は椿に激怒したのか!?

それは、結果的に「光月庵」から百合子を追放してしまったからではないのか!?

本当に「椿が不貞の子供」ならば、大旦那は女将である今日子を許すわけがない。

しかし、今日子ではなく百合子には「才能」があった。

 

和菓子職人として、【光月庵】の和菓子を作る才能があった。

だとしたら、不貞をした今日子よりも、大旦那は樹の嫁として、百合子がふさわしい。

と、考えたのではないだろうか!?

しかし、その目論見に気づいた今日子がどこかで一枚かませた。

それを「真実」として、椿が証言したことから、「光月庵」は1番大切な従業員を失った。

そして、樹も最愛となるべき人を失った。

 

椿と七桜が本来は許嫁!?

15年ぶりに「和菓子対決」で再会した椿。

椿は七桜が「さくら」だと知らず、【結婚】を申し込み快諾した。

それはお互いに思惑があったから。しかし、呼び出されたのは、今日子が決めた長谷屋の娘との挙式中。

見せしめのように、参列者の前で「口づけ」をした2人。

 

しかし、これが本来樹が望んでいた姿ではなかったのか!?

たとえ、樹と百合子が結婚できなくても、幼い頃から和菓子に親しみ、遊びとして育った2人。

その2人が結ばれ「光月庵」の暖簾を守る。たとえ、不貞の子供であっても

今日子さえいなければ、それは関係ない。大切なのは「光月庵」の【味を守るべき者】

それを樹は育てようとしていたのではないだろうか!?

そして、将来的に、2人が一緒になる。ことこそ、樹が思い描き実現できなかったことかもしれない。

 

 

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