TBSドラマ森七菜初主演「この恋あたためますか」選考会に向けて試作が続く
思わぬ形で、正社員から力を借りた樹木は新谷と早速、シュークリームを作り直すことにした。
隣のキッチンでは北川が、アシスタントと共に、カラフルな可愛いミニシュークリームを着実に完成させていた。
しかし、チョコの配合などですぐに味が変わり、なかなか「味の再現」ができなかった。
残業の日々
何度も何度も試作品を作っては、試食し「○」「×」で評価していく2人。
そして、ついに近くまできたあの味。しかし問題は「固さ」
シュークリームは作ってすぐ店頭に、洋菓子店のように並ぶわけではない。
作られ、梱包され、輸送で揺られ、やっとコンビニの店頭に並ぶ。
その間に「形」が崩れてしまったら全てが台無しになる。
形の崩れない、味も再現した完璧なシュークリームを目指し、再び挑戦する2人。
その光景を遠くから見ていた人物がいた。
社長の赤羽。以前、北川と市場調査として、スイーツを食べに行った時に
偶然同じ店に居合わせ、そのままご飯を食べることとなり、新谷を呼んだ。
しかし、新谷は樹木を連れてきてしまった。高級レストラン「BVLGARI」での食事に
樹木はフォークで、皿を突きカンカン音を立てる。それは樹木が本当は「牛丼を食べたかった」
かしこまったお店は嫌だと主張していたのだ。
オフィスが見える場所
選考会前日、赤羽がいたのはオフィスがはっきりと見える牛丼チェーン店だった。
帰宅する北川が偶然通りかかり、2人は店からオフィスを見ていた。
そして、赤羽は樹木が言っていたことを思い出し、おそらく徹夜するであろう2人に
「牛丼の差し入れ」を考えていた。
しかし、牛丼を持ちオフィスのキッチンへいくと、疲れて眠り込んだ樹木がいた。
そして、試作品に「○・×」をつけた紙の上で眠る姿を見て、思わず笑う赤羽。
その紙を取り上げても、樹木は起きなかったが、顔が反対を向いてしまった。
その頰にははっきりと、赤ペンの○や×が写ってしまっていた。
赤羽は自分のジャケットを樹木にかけると、牛丼を置いて部屋を出た。
そして、その光景を陰から見ている人物がいた。新谷。樹木が眠ってしまったので、ブランケットを取りに行っていたのだった。
新谷の淡い恋が動き出したのか・・・。
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