2人はひとつ、闇と光フジテレビ系列【竜の道】

「二双竜」

体はひとつ。頭は2つ。

それぞれが別の方向をみながら、同じ方向へ進む。

まるで竜一と竜二はそんな【竜】のような2人。

 

コンテンツ

まゆみの気持ちをつかむ竜

 

光を見ている竜二。

国交相のエリートとして、源平にちかづくため、娘のまゆみを口説き落とす。

それは、とても簡単な方法がだった。

ほんの少しの愛情

家庭を顧みない卑劣な父源平、自分を押さえ込み源平のいいなりの母美有子。

誰もまゆみの寂しさに気づかず、寂しさを強がる表面ばかり見てきた。

 

竜二にはわかる。

まゆみの欲しいものが何か…。

欲しければ、いくらでもお金を出せばいい。でも、まゆみの一番欲しいものは「売り物」じゃない。

強がりの仮面を外した、本当の姿を見て欲しい。

親に捨てられて、優しい夫妻に引き取られ、本当の愛情を知った竜二には、それが痛いほどにわかる。

でも、まゆみはきっと両親にその気持ちに応えて欲しいのかもしれない。

 

晃に詰め寄る竜一

 

親の愛情が欲しいのはまゆみだけではない。

晃も同様に、父源平の愛情を求めたのではないのか⁉︎

その見返りが「執行役員退任

会社が取り返しのつかないことになる前に、忠告をした結果。

【金しか見えない源平】に息子の気持ちは、すでに届かない場所にある。

 

そこで、和田は源平の側近的立場の小田嶋を、晃の味方につけることを提案した。

「取締役会」で過半数以上が、源平の方針に反対するなら、父を会社から追放し、健全な経営にもどせる。

晃が、最後に出来る父への愛情表現なのかもしれない。

【金】しか見えなくなった父に、その【金】には、多くの社員が過酷な労働を強いられ

中には、過労死までして、源平の前に積まれた【金】である。と教えるため、息子が父にできることは「会社追放」しかなかった。

 

光と闇を見る竜

 

一卵性双生児の竜一と竜二は、生まれてわずかな間に実の両親から捨てられた。

そのふたりを真っ当な大人にしたのは、吉江夫妻の従業員にも、家族以上の愛情をそそぐ、ひたむきな姿だった。

しかし、霧島源平という「優しさ」をまとった【悪魔】は、美佐から両親を奪った。

 

両親がいなくなった2人を助けた、吉江夫妻が待ち望んだ実子から、両親を奪った。

自分達が辿った道を美沙にも歩かせる。

それは竜一も竜二も出来なかった。

だから、竜一は闇を見張り、竜二は光の方へ美沙を導いた。

そのために、竜一は誰にも告げず、闇の中で生き続けることを選んだ。

弟である竜二にすら、自身の計画を打ち明けることなく。

再会した時には、竜一はすでに闇の世界にいた。

きっと、竜一は何も告げなくても、竜二は光を求め、美沙に出来る限りの愛情を注ぐとわかっていたのだろう。

行く道は同じでも、【竜】はそれぞれが違うアプローチで、霧島源平をじりじり追い詰めていく。

 

 

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それぞれの思いが交錯し始めた「竜の道」疑いが疑いを呼ぶ・・・。

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