本格的に動き出した三栗谷に対抗する竜二「竜の道」、三栗谷の行方はどうなるのか？

三栗谷は本格的に動き出し、まゆみを手中に収めキリシマ運輸を手に入れようとしていた。

その一方で、竜一も様々なことを勧めていた。

その中で、「三栗谷家の不正」をハッキングにより、集める奈緒。

まゆみは三栗谷と竜二どちらに転ぶのか！？

 

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三栗谷の不正

 

国交省が勧める「新システム」の発表会が行われていた。

そこで三栗谷が大きく動き出した。

システムの発表をするのは竜二。その時が来た。

しかし、資料はすべて【白紙】、ちらりと三栗谷を見ると「にやり」と笑っている。

何か隠している。その白紙の資料を準備したのは、三栗谷だと確信した。

 

そこで、白紙の資料でどう切り抜けるのか、三栗谷は楽しみにしていた。

しかし、竜二は難なく発表を切り抜け、記憶した資料をもとに

そつなくプレゼンは終了した。

そこで、帰ろうとする三栗谷を呼び止めた竜二。

実は「カメラ」を仕込んでいた。大切なプレゼンなので【事故防止】ということだった。

 

カメラに映った姿

 

プレゼン前から撮られていた動画。

もちろん三栗谷は気づいていなかった。

しかし、プレゼンで使う資料を同じ色の、同じ厚みのファイルにすり替える姿が映っていた。

これで、国交省での三栗谷の立場はなくなった。

竜二の方が一枚上手だった。

 

しかし、そこで終わりたくない三栗谷は、国交省の重要なポストに就く父に泣きついた。

だが、「不正に賄賂を受け取った」として、父は逮捕されていた。

告発したのは、三栗谷をそそのかしたクラブの女性だった。

奈緒が三栗谷家の不正を暴き、その事実を家族から聞き出そうと砂川が仕向けた刺客だった。

それに気づかず、三栗谷はいい気になり、色々話してしまったのだ。

これで三栗谷の失脚が確定し、霧島からも見切りをつけられてしまった。

 

まゆみが竜二の元へ戻る

 

まゆみも「三栗谷」に見切りをつけた。

お互いの取引にいい相手だと思ったが、まゆみが思う以上のクズ男だった。

そこで、もう一度竜二に戻るまゆみ。

国交省で確実にキャリアを重ね、将来有望な竜二を再び選ぼうとした。

 

その矢先、まゆみは竜二が美佐と待ち合わせしているところに遭遇する。

そして、2人の後をつけ「美佐」が誰なのか探ろうとするが

まゆみは「単刀直入な女」2人が食事をしているその場で

【あんた誰？】

と、美佐に聞くと妹と知りホッとするが、美佐が席を譲ろうと荷物と共に握りしめたキーホルダーに目がいった。

それは、キリシマ急便がまだ勢力が今ほどないころに、「マスコットキャラクター」として得意先に配られた品だった。

竜二は幼い美佐が、霧島に抱っこされた時にもらったことを思い出したが

美佐には黙っていた。もし、ここで、キリシマ急便の古いマスコットを知っている。

と発言すれば、火に油を注ぎかねない。

 

一方、竜一も窮地に立たされようとしていた。

 

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