帰って来た家政婦の幸子、そして再び雨宮家にそこにあった秘密とは?「リカ~リバース~」2話
幸子は長野の母の容態が落ち着き、再び出稼ぎとして、東京で依然と同じ「家政婦紹介所」にいた。
ちょうど、以前担当していた【雨宮家】に空きができたから、あなたラッキーね!と、いわえるも、幸子は複雑だった。
しかし、慣れた家なので家政婦を再び引き受けることにした。
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1年前との変化
しかし、雨宮家は1年前とは大きく違っていた。幸子が実家に帰って少ししてから、武士が自殺したのだ。
幸子は一瞬麗美を疑うが、警察の調べで「自殺」と断定されていることから、その疑いはすぐに消してしまった。
武士がいないということは、もちろんクリニックは閉鎖状態にあり、雨宮家に【収入】はなかった。
そのため、麗美は家財道具を売って、以前のような暮らしまで行かなくとも贅沢な暮らしは続けていた。
しかし、幸子の脳裏に紹介所から聞いた話しが蘇った。
麗美は「3代続く医者の家系」と言っていたが、それは嘘であり、真実は2代目の妻に子供ができず
夫が愛人をかこい、そこで生まれたのが麗美であり、「医者を探して結婚したら、すべての財産をやる!」
と、言われ、片田舎から出てきた医者を捕まえて結婚し、すべてを手に入れていたのだ。
すべての愛情は自分に向いている
麗美は正妻の子供ではない。しかし、「医者」という夫を手に入れたことからすべてが自分のものになった。
そして、誰からもうらやまれる家庭を築くため、「見せかけの家庭」を作り出してしまった。
すべては自分が正妻の子供ではないから。せめて自分の子供は立派でなくてはいけない。
そのためには必ず「1番」でなくてはいけない。と決めつけていた。すべてがパーフェクトでなくてはいけなかった。
しかし、そんな妻のしめつけに、武士のはけ口は病院の看護師や、家庭教師に向かい
自分に向けられるはずの全身からの愛情は、麗美には与えられなかった。
しかし、千尋先生を失った悲しみを、宗像先生が「一緒に共有できる仲間」として認識したことから、
麗美の暴走は始まってしまった。彼こそが【運命の相手】
もちろん、リカが好意を持っていることを知っておきながら、わざと娘の帰宅時間に呼び出し
娘たちの前で宗像先生に口づけをした。
私のもの
娘たちの宗像先生への思いを知りながら、半ば奪い取るような「口づけ」をわざと見せつけた麗美。
幸子は何も言えず立ち尽くすだけだったが、麗美の中では自分の運命の人となった宗像先生を離すわけにはいかない。
リカは宗像先生と結婚すれば「クリニックが再開できる」と麗美に提案していたが、麗美はクリニックは手放すつもりでいた。
しかし、以前から曰く付きの「クリニック」になかなか買い手がつかない状況。
このままだと、麗美が宗像先生を自分のものにしてしまい、クリニック再開へ動き出そうと暴走するのではないのか!?
それは、将来「リカ」が運命の人を求めて暴走し続けるように、子供たちの目の前で麗美は壊れ
誰にも暴走は止められなくなっている。もしかしたらリカが宗像先生を愛しているので
「邪魔者はみんな死ねばいい」とリカが言ったように、麗美自信が我が子に手をかけたのか・・・。
そして、ユカは憧れの「リカ」を名乗るようになり、ママのような純愛モンスターとなっていったのか!?
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