TBSドラマ「病室で念仏を唱えないでください」の松本医師が担うチャプレンとは!?

2020年1月クールは、各局「医療ドラマ」をそろえてきて激戦ですが

それぞれが、焦点の違う「医療ドラマ」となっているので、楽しみがあります。

今までの「医療ドラマ」のように、1話で完結して、人命を救って終わり。

というものではなく、病院内の「診療科目」にスポットを当てて、患者は1話完結でも

その科目のなかでの人間関係が、複雑に交錯していくような作りになっています。

 

念仏君

あおば台病院の理事長、渋沢の発案により、キリスト系の病院に教会があり

ミサを行う神父がいるように、念仏を唱えるお坊さんがいる病院もいいんじゃないか。

ということで、救命救急センターに配属された松本照円。

 

幼い頃に親友を救えなかったことから、仏門に入り、そこで「命について考える」うちに

医師になって「人命を救うこと」に目覚め、救命救急医を志願したこちらも異色の人材。

枕教をあげている最中に、救急が入ると白いマジックテープ式のスニーカーに、袈裟姿で病院内を駆けまわり

たすき掛けをして、人命救助にあたり、意識を回復した患者はお坊さんがいるから

パニックになって、再び意識を失う。ということも・・・。

 

そして、お坊さんと、医師の2足のわらじ生活のため、自宅に帰ることはほぼない。

みんなが気づくと、センター内に1つしかないマッサージチェアを占領している。

あだ名は「念仏君」

お風呂に入ることもしないので、三宅から「エチケット」を大切にするように注意されるほど。

 

お風呂に入るかと思いきや、近くのジムでスイミングで汗を流す・・・。

幼い頃、自分はかなずちで泳げず友達を救えなかった。そこからスイミングをはじめ

全国大会へ出るまでになった腕の持ち主。

松本は自分が決めた道を、ただひたすらにまっすぐ進む人間なのかもしれない。

 

チャプレン

 

病院内には様々な考え方を持った患者さんがいます。

そして、様々な環境のもと苦しみながら病院生活を送っています。

 

松本はチャプレンという役割を担う医師です。

病院内に部屋を借り、そこでお釈迦様の教えを説いたり

患者の悩みを聞いたりしています。

 

「チャプレン」とは元々、キリスト系の病院内の教会に神父がいたことから

様々な施設で、聖職者として働く人を「チャプレン」と呼ぶようになりました。

今は病院だけでなく、

介護施設

ホスピス

軍隊

刑務所

様々な場所に「チャプレン」はいます。

日本国内ではまだ少ないかもしれませんが、イギリスやカナダ、スコットランドではチャプレンの正式な協会が発足し

その機能を充実させています。「病院」という特殊な場所であるからこそ「チャプレン」という特別な存在が

これからは注目されていくかもしれませんね。

 

 

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