TBSドラマ「病室で念仏を唱えないでください」友情が起こした奇跡によみがえる過去

2020年1月24日放送のTBSドラマ「病室で念仏を唱えないでください」2話。

川でおぼれた少年の救急が入りました。

松本が僧侶となり、救命救急医となったきっかけこそが、【自分が釣りに誘った友人が溺れ、救うことができず友人は亡くなった】

救急が入った時、松本は一瞬迷いますが、出動を決めました。

 

川に入って25分

 

現場に到着した際は、すでに少年が溺れてから25分が経過していました。

しかし、松本は信じたい!呼吸ができないとしても心臓はしばらくの間動き続けている・・・。

少年発見の一声が聞こえると、なりふり構わず救命ボートまで駆け寄る松本。

すでに意識はなく、体は冷え切っている。

 

すぐにICUに運び込まれ蘇生を試みたが、心臓が動くことはなかった。

しかし、すぐに蘇生方法を切り替え、賢明な処置のおかげで少年の心臓は動き出した。

溺れた少年は、岡崎君。助け出された時に手に「皮製のペンケース」を握りしめていた。

駆け付けた母親に渡すと、そこには小さい時に亡くなった父の形見の「ペン」が入っていた。

ということ。救命の際に、助け出された少年を見て、現場から逃げた少年がいた。

 

松本はたまたまたその少年に病院で出くわし、逃げる少年を捕まえ話しを聞いた。

少年は丸山と言い、数日前犬の散歩中に岡崎君が原因で、犬が逃げ出し戻らないため

「腹いせに」橋からペンケースを川へ放り投げた。しかし、ものすごく後悔しているとなく少年。

数日後、低体温療法が功を奏し、岡崎君は自発呼吸を始めたが意識は戻らない。

罪の意識にさいなまれた丸山君は、学校が終わり薄暗くなる中川へ入って行った。

びしょ濡れのまま病院の松本の元へ行き、1本のボールペンを差し出した。

岡崎に申し訳ない気持ちでいっぱいの丸山君は、川で必死にボールペンを探していたのだ。

 

松本はすぐに病室に丸山君を連れていき、ボールペンを岡崎君に握らせた。

必死で謝る丸山君に応えるように、岡崎君の手が動いた。

意識が奇跡的に戻ったのだ。そして無事に退院することができた。

松本に

あの、ボールペン本当はお父さんのじゃないけど、今はこれが一番大事

と、秘密を打ち明けて・・・。

 

ホームレスの急患

「腹部大動脈瘤」の急患が入った。

しかし、すでに17件の病院に受け入れを拒否されていた。

理由は「ホームレス」だから。手術できたとしても、治療費を払う当てがないのがその理由だ。

松本は助けたいが、専門医である濱田に応援を要請するが、ホームレスと聞き即座に断られた。

しかし、松本は受け入れを決める。

 

救命救急医だけで、緊急オペを開始した。

しかし、濱田は自身のオペが終わると、松本の近くに来て、何かと指示を出す。

まるで小姑のような濱田にいら立ちを隠せない松本は、濱田をオペ室から追い出した。

しかし、濱田は助手を務める準備をして戻ってきた。

2人で懸命に手術を行ったおかげで、ホームレスの男性は一命をとりとめた。

しかし、濱田はそういった、治療費回収の見込みがない患者を受け入れられるのは、

自分が年間1件200万の手術をしているおかげだ

と、嫌味を言い放ちその場を去っていった。悔しさをにじませる救命救急医たち。

ひとり静かな松本だったが、次の瞬間駄々をこねる子供のように怒りを爆発させた。

 

とても人間味あふれ、煩悩にあふれた松本。

ホームレスの男性も無事に家族が見つかり、治療費のめどがたった。

ずっと家族に謝りたい一心で生きてきた男性。その願いがかなった瞬間でもあった。

 

幼い頃、友達を救えなかった思いから「人が死ぬのを見たくない」と救命救急医になり

懸命に人の命を救う松本。周りからは「変わり者」と煙たがられながらも

時に命を削るほどの賢明さと、時に煩悩丸出しの人間味あふれるキャラクターに

チームとして魅かれ始める仲間たちの姿が見え隠れするようになった。

 

 

TBSドラマ「病室で念仏を唱えないでください」松本という人物とは!?

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