フジテレビドラマ「アライブ」患者の最期の時、どう過ごすのが本当の幸せなのか!?

夫「匠」の容態が急変した。

と、「関東中央病院」から連絡が入った。ちょうど薫の車から降りたところだったので

すぐに、車に乗り病院へ向かった。状態は安定し、奇跡的に「意識を取り戻し」

「このままの時間をもう少し過ごしたい」

と、ナースコールをしないまま、心と匠の時間は流れていった。

 

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急変した匠

奇跡的にも意識を回復し、「会話する」ことができた心だったが、息子の漣が祖父に連れられ病室に来る頃には、また意識不明となってしまった。

ちょうどその頃、心の患者で58歳の主婦の肺がん患者の容態が急変して搬送されてきた。

年齢としては58歳とまだ若いが、数々の治療をし、放射線治療もし、手を尽くしてきたが、本人にもう治療に耐えうる体力が残されていない。

と、医師たちは判断した。そこで「治療」から「緩和ケア」に切り替えることを提案するのだった。

 

ホスピスでの緩和ケアを望む主婦と

家で緩和ケアを望む夫。

そして、病院でなんとか治療を続けてほしい娘たち。

それぞれの思いが交錯していく中で、心の気持ちも激しく揺れ動いていた。

一時は意識を取り戻した夫の匠だったが、もう「もたない」とわかっていたからだ。

息子の漣がパパが元気になることを信じる一方で、あきらめ気味の義理の父。

 

肺がん患者の家族を通して、自分の家族を見ているようだった。

女性は相変わらずホスピスでの緩和ケアを望んだが、夫の気持ちを汲んで「自宅での緩和ケア」に切り替えた。

 

一本の電話

在宅の緩和ケアを始めてしばらくすると、家族がもめている。

と、心の元へ連絡がはいった。一緒に診てきた夏樹と共に心は患者の自宅へ向かう。

言い争う娘たちと、指示通りに動かない夫にイラつく妻。

 

しかし、患者と医師として向き合い話してみると意外な答えが返ってきた。

患者は夫が困らないように、「家事のあれこれ」をノートに書き留めていたが

今はそれを見せていない。とのこと。

何かと、様子を見に来てくれる娘と、騒がしいけど夫が娘と交流を持っている。

思春期や、結婚で疎遠になっていた父と娘の関係が、「自宅での緩和ケア」によって

その関係が修復されつつあることがうれしいのだと。

 

そして、その話しを聞いていた娘は、帰って行く心たちにお詫びを言うのだった。

「母に生きてほしい。と一方的に治療を勧めてきたことを後悔している」

と・・・。

ガンになったから、治療するのではなく、一生懸命頑張って最後の手段として

「家族と過ごす時間」を持つことも大切なのだと気づいた。

 

病室で過ごす家族

心も決断を迫られる時期に来ていた。

一時的に意識を取り戻した物の、自身も医師の立場からもう「長くはない」と。

そこで、家族の時間を持つために、息子と義理の父を呼び、病室で久しぶりに家族がそろった。

父が帰った後は、息子はパパの隣で布団に入り、いろんな話をしていた。

 

そんな時、再び匠の容態に異変が起きた。

そのまま天国へ旅立って行った・・・。

ちょうどその日は、心の患者でガンの転移が見つかり、難しいオペとなるため

薫に相談し、薫がオペを行っていた日だった。オペが終わりメールを見て病院に駆けつける薫。

「ごめんね」

と、小さな声で謝る薫。その声は心にとどいたのか・・・!?

 

薫に近づく怪しい男性も登場し始めた。もしかして「関東中央病院」での医療ミスについて取材をしているのでは!?

いつも心が気づくと、薫がそばにいる。それが偶然ではないことに心も気づき始めるのではないのでしょうか!?

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