最終回「お金の切れ目が恋の始まり」慶太の大切さに気づいた玲子

伊豆へ行き父と再会した怜子。

そこで今では立派に働いているから、お父さんは自分のために生きてほしい。

と、あらためて伝えた玲子。そして、玲子のいいところを話して聞かせる板垣に変化が・・・。

玲子が慶太を思っていることに気づいてしまったのだ。

 

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価値観の違う2人

板垣は玲子の話しをしながら、価値観が違い慶太に振り回されている玲子を思い出した。

しかし、価値観は違っても、この2人には思い合う気持ちは同じではないのか!?

ということに気づいてしまった。猿彦を「猿渡・・・」と紹介しかけた玲子。

本当は板垣ではなく、慶太を連れてきたかったんじゃないんだろうか。

 

帰りの電車では吹っ切れた玲子は元気だった。

そして、抱きしめる猿彦。

まるで慶太といるときのような表情をしている。

 

失恋王子

板垣は「自分の失恋体験」を切り売りすることで、動画配信サイトで小銭稼ぎをしていた。

そのために「失恋」したりした。しかし、玲子に失恋した板垣は動画を投稿できずにいた。

本当に大切にしたい「片思い」をお金に変えたくなかった。

しかし、いつも応援してくれている「リアちゃん」が動画を配信しているのを見て気づいた。

リアちゃんは慶太の元カノで、最近婚約破棄をした女性だった。

 

それに気づいた板垣はマリアに会いに行った。

そこで思わぬ偶然と遭遇する。マリアは貧しい家庭に育ったが

祖母がマリアだけはお金に苦労しないようにと、名字にあやかり「聖徳太子」の1万円札をお守りにしていた。

実は板垣も、祖父からのお守りで「板垣退助」の千円札をお守りにしていた。

 

ここに、板垣が探し求めていた「価値観の同じ運命」があった。

そして、マリアの勧めで最後の動画配信で、玲子への想いを歌にして

板垣は動画サイトを退会した。

慶太の勘違い

玲子が伊豆へ行っている間に、なんと慶太の両親が家に来ていた。

慶太を家に連れて帰るらしいのだが、肝心な慶太は留守のまま。

そして、相棒の猿彦もいない。先に帰った妻菜々子の後に、友人の墓参りへ行った富彦。

 

帰りにばったりと玲子に遭遇した。

そして、2人で話すことになるが、お墓参りしたのがひかりの祖父だと知り

慶太の誤解を話して聞かせた。富彦は菜々子に知られないうちに誤解を解こうと焦るが

慶太の今好きな人はあなたです。

 

と、断言する富彦。実は富彦も水と油のような夫婦関係だが、菜々子といると楽しい。

慶太も、玲子といるようになり笑顔が増えたことを父親は知っていたのだ。

慶太のことをこれからもよろしく。とお願いされた玲子。

戸惑いながらも、家に帰るが慶太はまだ帰ってこない。

慶太の部屋は散らかり放題。でも、その中に「豆皿」を見つけた。

自分が玲子の想いを踏みにじってしまったから、ひかりに頼んで作っていた豆皿。

玲子は迎えるはずだったお皿のお布団に、そっと慶太の豆皿を乗せた。

そして翌朝、帰ってきた慶太を笑顔で迎えたのだった。

 

 

TBS「お金の切れ目が恋の始まり」父との再会。

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