TBS【MIU404】ミュウヨンマルヨン、野木亜紀子オリジナル脚本、志摩の過去。
警視庁の中でも問題児だった伊吹だが、急ごしらえの「機動捜査隊第4部隊」に配属され
【志摩】というバディを得たことから、それぞれの特性を活かし、お互いがお互いをアイコンタクトで操作しながら
24時間で犯人逮捕に全力を尽くし、成果を上げてきた。
しかし、伊吹には分らないことがある。志摩が「自分を信じない」ということ。
コンテンツ
ガマさんからの忠告
警視庁で瞬足だが、勘だけで突っ走り問題を起こす伊吹に、刑事という道を教えたのが
元刑事の蒲郡、通称ガマさんだった。ガマさんがいたからこそ、今の自分がいると感謝し
今でも交流を続けていた。そして、ガマさんから今の相棒について聞かれると
「自分を信じないやつ」
と一言伊吹が言うと、ガマさんが「ゴム底の靴も履かないで油の上を走るような、足元のおぼつかない奴のことを信じられるのか?」
と、忠告されてしまう。伊吹はどちらかといえば「人を信じすぎるタイプ」であるため
志摩が「自分も相手も信じない」その理由が理解できないでいた。
そして、ガマさんからの忠告にも、曖昧な返事しかできなかった。
確かに、自分を信じられない志摩かもしれないが、一緒にバディを組むことで
短期間ではあるが「築き上げた信頼」が確かに存在し、その信頼の元24時間以内に事件解決に全力を傾けてきた。
それは、伊吹の勘を信じ分析して、正確に行動に移す志摩の存在があるからこそ。
志摩の元相棒
それは、「コンビニ強盗」が多発する中、仲良くなったベトナム人のマイに誘われた時だった。
マイは、勤務先を急に解雇され自暴自棄になっていたため、一緒に酒を飲もう!
と、伊吹たちを誘ったのだが、お酒が運ばれてくると志摩の様子が一変した。
しかし、志摩は平静を装って外に出た。
突発的なパニックに襲われていた。
お酒の瓶に、ランプ、そして、倒れた男性と思われる足
志摩に過去の記憶がフラッシュバックしてきたのだった。
そのことが理由で捜査一課を辞め、桔梗の専属運転手のような雑用係となっていたのだが
桔梗により第一線にもどされたのだ。しかし、時折フラッシュバックに襲われていたのだった。
そして、無茶をする伊吹にいつも「お前だけは命を大切にしろ」と口癖のように呟いていた。
相棒の死
伊吹が署に戻った際に、出てきた刑事がすれ違った志摩を見ていった。
「相棒を殺しといて、よく刑事していられるな」
そのつぶやきを後から来た伊吹は聞き逃さなかった。
そして、伊吹なりに理解しようとするのだが・・・。
高速バスに拳銃を持った犯人が2人乗り込んでいた時、「自分は死ぬのは怖くない」
と、真顔で犯人の銃口を自分の額に当てさせた志摩の行動や
伊吹が突っ走りすぎて、無茶をした時に「お前だけは命を大切にしろ」という言葉や
その端々に志摩の過去を覗いてきた感じがする。
「自分を信じない。だから死も怖くない」
それは、過去に大切な相棒を自分の采配ミスにより、死なせてしまったからではないだろうか!?
本当に「殺した」のであれば、刑事としてはく奪されるべき手帳を所持している。
だからこそ、任務にあたる際に自分が信じた計画が、相棒の死を招いてしまった。
最大のミスが今も志摩を苦しめているのではないだろうか・・・。
しかし、伊吹という「野生児」とバディを組むことで、伊吹の勘だけでは捜査はできないので
志摩の分析力がものをいい、成果をあげてきた。そして、自信を取り戻しかけているところへフラッシュバック。
元相棒は「酒」が絡む事故か何かで失ったのか・・・!?
それとも、フラッシュバックした「酒」は自暴自棄になって志摩が飲み干したものなのか・・・!?
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