TBSドラマ「4分間のマリーゴールド」原作本を読んでみての感想
今、TBSドラマで放送中の「4分間のマリーゴールド」
福士蒼汰さんが救命救急士の花巻みことを演じ、菜々緒さんがそのヒロインの花巻沙羅を演じています。
一部の評価では気の強い役が多かった菜々緒さんが、ヒロインとして柔らかなイメージを持つ本作はあまり評判が良くないようです。
しかし、私は今までの菜々緒さんの作品を見ていないのでスムーズにこのドラマに入り込むことができました。
そんな中でドラマのタイトルにもなっている「4分間」と言う言葉が気になり原作を読んでみたくなりました。
コンテンツ
キリエ原作「4分間のマリーゴールド」
全巻が3巻で終わるため、購入しやすく読みやすいと思います。
ただちょっと絵に特徴があるので、初めて夜には少し頭が混乱しました。どの登場人物がどの顔なのかちょっと最初のうちはわかりませんでした。
ドラマと同じようなエピソードもありますが、内容が少しずつ変わっているものもありました。
そして廉の友達広洋も登場しましたが、意外にも関西弁を話す人でした。しかしドラマと変わらず動物との相性がとても良いようで、旅立つ時に最初に事故にあった犬を引き取り一緒に旅に出ました。
藍があまり登場しない
これは、原作でもドラマでも同じですが、藍の設定が高校生と言うこともあり、原作ではあまり登場しません。
藍が学校へ行っている間に、「大人の会話」として、物事はすすんでいくようです。
横浜流星さんファンにはテレビの方がいいですね♪
テレビでは、廉はホテルの警備員をしていますが、原作では総合病院の警備員となっています。
きっと、みことの能力が本物だと印象づけるため、より廉に近い職場の家族をガンで亡くす設定に変更したのでしょう。
4分間の意味
ずっと「4分間」という言葉が気になっていました。
4分間とは、心肺停止状態から生死を分ける時間
その間に、より早く心配蘇生が正しく行えれば、より生存率は上がりますが
4分間
この時間を境に生存率は50%を下回っていきます。
「マリーゴールド」
これは、みことが初めて沙羅の誕生日に摘んで花束にして送って以来
みことから沙羅への誕生日プレゼントは「マリーゴールド」となり、沙羅の大好きな花となりました。
花言葉は…
悲しみ、嫉妬、悪を挫く、勇者、可憐な愛情、生命の輝き、変わらぬ愛、信頼、絶望
(黄)健康
(橙・オレンジ)予言
みことが送るのは、毎年オレンジ系のマリーゴールドです。そのためみことが沙羅の死を予言すると言うことを表しているのかもしれません。
そしてこれは皿が、1年後になくなると言う設定の話なので、生命の輝きといった意味を持つのではないでしょうか?
一気に原作を読んでしまいましたが、ドラマがどんな設定に今後なっていくのか楽しみになってきました。
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