ドロキュン復讐ドラマ【ギルティ】最終回何かが起きる?
出演者全員が裏切り者
キャッチコピーの凄さに惹かれ、見始めましたが途中コロナウィルスの影響で、放送延期となり
再び放送が再開されましたが、こちらもコロナの影響か、それまでの密着的な撮影がなく、
なんだか少し物足りなさを感じていました。しかし2020年8月6日をもって最終回を迎えました。
コンテンツ
根元は留衣
ことの発端は7年前にありました。
秋山がイタリア留学へ行く前、瑠衣にあいました。
そこで兄が「あいつにはもう会わない」と、留衣に誓ったことから、全てが始まっていったのです。
しかしそれは振り返ってみれば、留衣の大きな勘違いでもあったと思います。
たまたま会った2人が、たまたまシティーホテルに入っていくところを見て、それを実の母に見られなじられ
その暴力により入院したところ、生まれつき妊娠できない体だと判明した。
と言う事は、どんなに人を愛しても愛する人の子供は生まれないと言うことです。
しかし留衣は望んでいたのです。兄との子供を。
でも、会わないといった兄が会っている姿を見てしまったのです。
そしてさらに、その現場を実母に写真に撮られなじられたのです。
だからこそ留衣の大きな勘違いで、あの偶然を目撃しなければ、自分が子供を産めない事実や
母親から惨めな思いをさせられることもなかった。と思うようになっていたんではないでしょうか。
全てを巻き込む留衣
留衣は兄を自分のものにしたいのです。
でもそこは、義理の兄弟と言うレッテルがあるのでできません。
そこで、美和子と言う留衣にとってはどうでも良い女性を妻にあてます。
そうなれば、爽は兄をあきらめることしかできません。
しかし、留衣はしておきたいことがあったのでしょう。
爽が結婚したのは、離婚歴のある男性でした。しかも妻子を裏切り再婚していたのです。
と言う事は、いずれは2人が望めば子供が生まれるのです。留衣が消して手に入れられないものを爽が手に入れる事は許されません。
そこで、離婚した妻の弟を復讐の盾に取り込みます。
そうなれば、爽だけでなく、旦那の一真両方から同時に痛めつけることができるのです。
そして、2人が子供を持つことなく別れさせることも可能です。
真実に気づいた睦月
姉の死の真相は、一真による裏切りであり、絶対に許すことのできない人物でした。
しかし、睦月はその真相に気づいてしまったのです。
姉の復讐を誓ったのに、一緒に復讐をしていたのは姉を追い詰めた留衣でした。
爽になりすました留衣が、姉を死まで追い詰めたのです。つまり睦月は留衣の良いように動いていただけでした。
ただ利用されただけだったことに気づいた睦月。許してはいけない相手は留衣だったのです。
最終的に留衣は、睦月を挑発するようなメールをしました。
しかし、睦月の復讐の気持ちにさらに火をつけてしまったのです。
結果的に、背後から睦月は留衣を襲いました。
拘置所に入ってしまった義理の弟を見舞った一真でしたが、本当に償うべき相手は睦月ではなく
今ひとりでいる本当の息子ではないでしょうか。
一真が今後どんな人生を歩もうと、息子のことを決して忘れてはいけないと思います。
留衣の復讐にかき回された人間模様。やっと最終章となりましたが、やや物足りなさがありました。
それはやはり、前半で見せた密着度が全くなかったと言うことです。
コロナのせいもあり、なぜここで距離を置いてしまうのかと言う場面で、距離を置いて会話をするシーンがあったり
せっかく近づけれ場面なのに、立ち尽くしていたり…
きっと原作者も、ドラマの最終話は違ったものを予想していたのではないでしょうか。
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