日本テレビドラマ最終回「35歳の少女」望美の知らないところで起きていた変化

望美は自分が目覚めたことにより、それでよかったのことを自問することもあったが、いつも結人がそれを受け止め励ましてくれた。

そしていつか会った同級生が、電話をくれた。あの時望美が夢を思い出させてくれたから、保育士になりそこで出会った人と結婚することになった。

純粋な望美が起こした奇跡がそこにあった。そして結婚式に望美と結人は呼ばれていた。

 

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ドタバタした会場

結婚式がまもなく始まると言うのに、新婦である友人は挨拶もそこそこに、なんだかドタバタしていた。

結人によれば依頼していた「司会者」がいきなりドタキャンしてきて、司会する人が見つからないと騒いでいたのだった。

そこで結人は思い立った。望美はアナウンサーになりたかった。ならば司会と言う役割に向いているのではないか?

突然望美は司会と言う大役を任されることになった。しかし式が始まった途端に問題が起きた。

 

実は新婦の母親がわざと「司会者」にドタキャンさせ、結婚式が行えないように裏で手を回していたのだった。

それは娘の結婚を反対しているからこそ、独断で行ったことであり、娘がこの男性と結婚しても幸せになるわけがないと言う思い込みがあった。

突如として始まった親子喧嘩。しかし司会者である望美は止める事はなかった。それどころか「どんどんやっちゃってください」

と、2人の気の済むまで喧嘩をすることを勧めた。それはつい最近母親を失った望美だから言えることだった。

自分にはもう喧嘩できる母親もいない。それに娘の幸せを願わない母親なんていない。

 

気づかされた2人

望美の言葉でふと我に返り、現実を見た2人。その途端にお互いが思いやっていることを再確認し、

母親は、とても失礼なことをしたと新郎にも謝罪し、式は滞りなくその後滞りなく進めることができた。

それも全て望美のおかげだと、結人は言った。そしてその時に、望美の司会を見ていた1人の女性が近づいてきた。

 

望美は司会をしている間、自分は25年前に事故に遭い、それから眠ったまま最近目を覚まし、10歳の時になりたかった夢はアナウンサー

と話したようで、女性はそのことに興味を持ち、自らの働く地元のケーブルのテレビ局のアナウンサーにならないかと誘ってきた。

しかしそれは、北海道にあるテレビ局だった。夢が叶うのは嬉しかったが、結人とやっと素直に話すことができた矢先に

離れ離れになるのは嫌だった。そこでしばらく考えることにしたが、結局行かないことにした。

 

結人に叱られる

結局望美は結人と離れ離れになりたくないと、北海道に行くことを諦めた。しかし、25年の眠りから覚め

周りの人々に夢を思い出させた張本人の望美が、最終的に自分の夢をあきらめるなんて許さなかった。

そして2人がまた出会うために、25年の眠りから目覚めることができたんだと望美を励ました。

いつになっても待っている。最後い亡くなる時はそばに望美がいて欲しい、そしてもし望美が先に死ぬことがあれば、俺がそばにいたい。

ずっと待っているからと望美を励まし、北海道へと送り出した。

 

1人北海道に向かった望美は、いつものように母親の夢を見た。誰も知る人がいない土地でいきなりインターホンが鳴った。

ドアを開けてみるとそこには微笑をたたえた多恵がたたずんでいた。夢を叶えた望美にお祝いを言いに来たのだ。

しかし望美は、目覚めてから初めて見る母の笑顔にうろたえることばかりで、なかなか受けられなかったが、やっと自分が目覚めたことに素直に感謝することができるようになった。

そして母親にありがとう言うと、多恵は光の中へと消えていった。

25年前の夢を、あきらめることなくかなえることができた。そして周りの人々も夢を思い出しかなえることができた。

それもみんな、望美が目覚めたから。少女ままの望美が夢を思い出させてくれたから。

そして望美は1年で25年分成長し、36歳の女性になった。

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