フジテレビドラマ最終回福士蒼汰主演「DIVER–特殊潜入班–」阿久津の狙い

伊達は今まで、有能な上司だと思ってきた阿久津に不信感を抱いた。

阿久津は、「左遷」されても、凶悪犯をD班によりあぶり出し

検挙することで、ますます有能な女性だと思ってきた。

しかし、その根底にある事実は違った。

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岡本の存在

かつて遠藤も関わっていた麻薬密売組織の捜査に、岡本という刑事が【潜入】し、

その時、兵庫も一緒に学ぶため同行し潜入したのだが、誰かが岡本をリークしたのだ。

そして、密売組織は本当に【密売人】なのか、罠を仕掛けだのだ。

そして、阿久津は岡本の危機を知り、遠藤に緊急要請をかけ、岡本の救助を要請した。

しかし、遠藤は「わかった」と返事だけして、何もしなかったのだ。

それは、阿久津の昇進を阻むため、わざとミスを犯させた。

そして、

その身代わりに岡本は密売組織に射殺された。

そのため、阿久津が「D班」を立ち上げたのは、凶悪犯を検挙するためではなく、

本来の目的は「遠藤」を陥れるためだった。

国際会議が開かれる中、テロが実行されようとしていた。

小規模な爆発で、主要な人物たちは退避したが、遠藤は責任者として残っていた。

そして、その遠藤をターゲットにした殺人が行われようとしていた。

兵悟はすぐに気づき、宮永に依頼し駐車場のスプリンクラーを作動させた。

兵悟は既に犯人の正体に気づいていた。

阿久津と組んでいた人物。「田島」になり、リトレード貿易に取引を持ちかけた人物。

その人物こそが、今まさに遠藤を殺そうとしていた。

犯人はD班にいた佐根村だ。

味方だと見せかけ、実際はD班が行う計画を妨害していた。

そのことに兵悟は気づいていた。いつも音声や映像が乱れる時

必ずそこにいたのが佐根村だったのだ。そして、ガズマクスをして遠藤に近づいたのだが

兵悟に正体がバレたと知り、マスクを外した。

そして、手元にあったのは「VXガス」

佐根村は「岡本将」だった。そう、父の復讐のため阿久津と組み

D班に潜入していた。父を見殺しにした男が遠藤ならば、その仇を打ちたい。

しかし、事実は異なった。潜入先の密売人に殺されたわけではない。

兵悟が父を殺害していた。自らが身代わりになる。と、兵悟を逃した。

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