2杯目の珈琲は誰の元へ!?「死にたい女性」【珈琲いかがでしょう】1話2杯目

どうやら垣根の会社の社長と、青山は知り合いなのか、珈琲を飲みながら社長がそろそろ違う場所へ?

 

と、訪ねると否定しない青山。長居はしない主義なのか、せっかく垣根が思う仕事ができるようになったのに

 

彼はキッチンカーを次の場所へ移動し始めた

 

 

コンテンツ

落ちてきた洗濯物

とある団地の敷地内に車を止めて、外に出た青山。その時上を向くと目を丸くして半分ベランダから身を乗り出した女性がいた。

 

女性は洗濯の最中で、思わず下を見て「死にたい」と思った瞬間だった。

 

そのため、慌てて隠れようとしたが、自分に絡まった洗濯物がキッチンカーの上に落ちた。しかも下着が・・・。

 

慌てて取りに行くと、「タコに吸い寄せられましたね。洗濯物」と軽く冗談を言った。

 

女性は普段IT関連の窓口業務で、「クレーム処理」をしているので【申し訳ありません】が口癖となっていた。

 

青山にも「申し訳ありません。お詫びに珈琲を一杯」とオーダーするも、迷いに迷い「カフェオレで」

 

 

すると青山は「カフェオレいいんですか?」と確認すると「カフェオレいいんです」と言い直す女性。

 

そこから、なぜいつも自分は「カフェオレを頼むのか」考え始めた。

 

すると、自分自身がすべて「ベージュ色」であることに気付き、無難に生きて無難に時が過ぎればいい。

 

本当はあの時、死にたいと思った。と青山に告白をした。

 

 

ドライブへ

青山は女性に手を差し出し、「良かったらこれからドライブしませんか?」と誘った。

 

ためらった女性だが、思い切って誘いに乗ってみたが、どこへ行くのか教えてはくれない。

 

でも、走っているのは見慣れた近所の道で、たどり着いたのはアパートの裏にある「インドカレー屋」

 

「3時にデリバリーの予定をすっかり忘れてました。連れてきてごめんなさい」と言いつつも、

 

オーナーに珈琲を提供するより先に「カレーを2つください」と注文し、青山は激辛を。

 

そして、女性には「無難に中辛で行きますか?」と、まるでけしかけるように静かに訪ねると

 

女性も思い切って「激辛」を注文した。初めてアパートの裏にこんなにおいしいお店があることを知った。

 

 

そして、無難な中辛ではなく、激辛も辛さの中にうまさがあることを知った

 

その後、青山は彼女の為にカフェオレを淹れたが、飲もうとした女性を制止して、

 

「魔法の粉」で仕上げをした。それはまるでカフェオレではなかった

 

ついさっき飲んだカフェオレと同じはずなのに、ちょっとした「魔法の粉」で味が違った。

 

 

魔法の粉とは?

青山が一つまみ入れたのは、インド料理ではおなじみのスパイス「ガラムマサラ」

 

これを淹れることにより、いつものカフェオレがまるで違う飲み物に変化したことに驚く女性。

 

そして、今まで無難に過ごすために、無難な事しか選ばなかったが、思い切って洗濯物を取りに行ったこと。

 

そして、青山の誘いに思い切って乗ったこと。カレーも中辛ではなく激辛にしたこと。

 

 

この日数時間にも満たない時間で、彼女はほんの少し「目線」を変えるだけ

 

違う世界が広がっていることを知った。今まで無難を理由にしたばかり向いてみようともしなかった世界。

 

これからの彼女はその「見る角度」を少し変えることで、ベージュ色の世界から抜け出し

 

「死にたい」とはもう思わないだろう。

 

しかし、カレー屋のオーナーも青山に忠告していた「こんなに目立つ場所にいていいのか!?」

 

青山は何かから逃げているのだろうか!?ますます、彼の人となりが気になります。

 

 

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