電子書籍、文庫本、単行本それぞれのメリット・デメリットとは!?

今回「捨ててよ、安達さん」では、林真理子さんの「狂王の庭」という本が

文庫本に始まり、単庫本、電子書籍の3種類を所有していることが分かりました。

なぜ、この3つを所有していたのでしょうか!?

きっと、それぞれにメリット・デメリットがあるからでしょう。今回はそこにスポットを当ててみます。

 

コンテンツ

それぞれの違い

文庫本

文庫本の【定義】とは、元々本を所蔵する場所をさしていましたが、

『コレクション』として価値のある本に仕立てられており、シリーズでそろえると美しいとされています。

本のカバーはほとんどがハードカバ―となっており、劣化しづらい。

その分、ページ数に制限はなく、その本1冊が「作品」のようになっています。

 

単庫本

単庫本は、新聞に連載している「短編小説」をまとめたものや、複数のストーリーの短編集として発行されることが多い。

一方で、文庫本がコレクションとして価値がある分、値段的にも大きさ的にも持ち運びに不便なため

本を小さくし、ページ数を制限し、長編の場合は巻を分けて発行したのが始まり。

今では、単行本が発売され、何年後かに単行本として発行されることも多い。

カバーはソフトカバーのため、取り扱いに注意しないと日焼けや折癖が付くことが多い。

 

電子書籍

こちらは、近年になり発行されている書籍の形となっています。

デジタルデータで本を購入し、パソコン、スマホ、タブレットなどから閲覧することができます。

デバイスの容量があれば、何冊でも本をもちあるけますが、「ページをめくる」本独特の感覚はなく、

スクロールやスワイプ、タップと言った指の操作で本をめくります。

 

メリット・デメリット

文庫本、単庫本、電子書籍とみてきましたが、やはりそれぞれにメリット・デメリットはあります。

 

メリット

文庫本

コレクションもひとつの目的なので表紙が美しい

初版というプレミア感

文庫本のみ特典が付く場合がある

 

単庫本

持ち運びに便利

軽い

保管にあまり場所をとらない

単庫本のサイズは同じなので、背がそろう

文庫本より安い

 

電子書籍

データなので、重さはデバイスのみ。

デバイスの空き容量があれば、何冊も本を持ち歩ける

収納場所がいらない

データのやり取りなので、家にいながらすぐ購入できる

 

デメリット

文庫本

装丁が丁寧なため重い

本によってはかなりの分厚さになり保管場所に困る

本により大きさが異なるので、背を並べるとそろわない

3種の中で最も金額が高い

 

単庫本

原作により巻数が多くなることがある

単行本より発売が遅い

本の劣化が早い

文庫本よりも表紙が簡略化されている

 

電子書籍

デバイスに保管する場合は、十分な空き容量が必要

ネット上で閲覧する場合は通信料が必要

紙をめくる感覚が味わえない

デバイスの充電切れに気を付けないと、読んでいる途中で電源が落ちる

 

まとめ

今回は、今世の中にある「本の種類」について書いてみました。

文庫本は「初版」で「装丁が綺麗」なのが魅力的ですが、中には数千円することもあり、

購入に躊躇しますが、単行本は数百円なので気軽に買える分、気づいたら劣化していた。

ということが多々あり、保管場所には一番注意が必要かもしれません。

電子書籍は、データをデバイスに保管する場合と、サイトの「マイページ」に関連付けしておく方法とあります。

購入サイトにより違うので、デバイスに直接保管して通信料を気にせず読みたい場合は、楽天やAmazonなどがいいでしょう。


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サイトへ行き読む場合は、自宅にネット環境がそろっている場合は、お気に入りの書籍サイトを探してみるのもいいですね。

 

 

 

 

テレ東ドラマ25「捨ててよ、安達さん」文庫本と、単行本、そして電子書籍

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