テレ東ドラマホリック「僕はどこから」最終回、玲と薫の間に生まれた友情

玲がいる「宝土清掃」へ乗り込んだ智美、そして武装化した従業員と銃撃戦となった。

そこへ、銃を突き付けられ戻ってきた薫。その時には山田の孤児院時代からの弟駿が瀕死の重傷を負っていました。

山田はそこで、初めて駿を利用していたこと。駿は「兄」として慕ってきても決して「兄弟」だと思っていないこと。

最期まで駿を利用してしまいました。しかし、死の間際になり駿の強い「兄」への思いに気づかされたのです。

 

コンテンツ

玲の居場所

 

駿の死を悲しむ山田は、素直に玲の居場所を智美と薫に伝えました。

敷地奥にある倉庫

でも、そこには誰もいませんでした。その代わり、玲が書きなぐったと思われる計算式や「死ね」という文字が壁にびっしりと書かれていました。

智美は銃弾をわき腹に受け、出血が止まりません。智美を安全な場所に座らせ、玲の「意識に入りこむ」薫。

 

薫は他人の文章を書き写すことにより、その人の考えていることがわかるのですが、

玲の場合は違いました。おそらく薫と玲は同じ考え方を持った人間同士だったのでしょう。

玲の書いたことを写すと、「玲になれる」のです。必死で壁の数式や言葉を書き写す薫。

だんだんと玲に近づいていきました。そして玲と会話をすることができたのです。

母親を殺害した理由や、本当は替え玉なんてしたくなかった。小論文も自分で受けたかった。

そんな「強い思い」を聞くことができ、薫と玲は【潜在意識】の中で深い会話を重ねます。

 

罪を認めた山田

 

薫が玲と会話しているころ、「宝土清掃」は清掃業者を装った【マフィア】だと情報を得た桐原刑事がやってきました。

駿の前に座った山田「俺は本当の悪魔だ」とつぶやきました。

しかし、桐原は現状を見て、山田一人がやったことだと思えなかったのです。

他にも人がいるはずだと、敷地内を探しますが倉庫は智美がカギをかけたため開きません。

 

そのとき、山田がアタッシュケースを桐原に投げました。

「4,000万円」

桐原がこの事件で山田を逮捕すれば、昇進確実だと山田は言いました。

そして、山田はすべての責任は自分がやったことだと認めました。

山田は「味方」をすべて亡くしたことで、あっけなく逮捕されたのです。

 

玲と話し込む薫

 

薫と玲の「潜在意識」での会話は続きます。

玲は薫さえ現れなければ、母は死なずに済んだ。と言いました。

それは、「自分が全否定」された瞬間だったのです。すべて自分の力で「旺帝大学」へ受かりたかった。

でも、母から「小論文はやらなくていい」とその時、自分をすべて否定された強く感じたのです。

いつでも自分を否定してきた母親でした。学生時代玲は飛び降り自殺を図りました。

しかし、母にきつく叱られ、「何をやってもダメな子」だと烙印を押された。と思っていたのですが

 

薫の言葉により玲は気づきます。その時「母は玲が自殺しなかったことに、とても安心したこと」

そして、だれよりも深く玲を愛し、認めていたこと。

ただ、玲には「自分を母から肯定してほしい」という思いだけが強く、本当の母親の愛情を見失っていたのです。

気付いた玲はある扉を開けました。

 

智美に駆け寄る薫。智美の返事がありません。

意識もうろうとする中、権藤に連絡し母の遺体が安置された場所に玲はいたのです。

その後、智美と薫は別れました。それっきり連絡もありません。

 

そこで、1話冒頭のシーンに戻ります。

しかし、半年後、誰もいなくなった「井上」家に手を合わせていると

頭に「銃」をつきつけられたのです。おそるおそる振り返るとそこには玲の姿が。

そして、「智美さんがこうでもしないと薫は受け取らない」と、ボロボロ寸前の袋にあの日の【報酬】を持ってきたのです。

 

智美は生きていました。でも、もう二人は会うことはないのでしょう。

薫が【能力】を失ったおかげで、自分の意識で「小説を書く」ことができるようになった。

だから、薫と智美はこれからは小説の中で会うことになるのでしょう。

 

 

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