日本テレビドラマ「美食探偵~明智五郎~」第7話。マリアの存在を見抜けなかった五郎
今回、ずっと相関図でシークレット表示されていた、マリアのしもべたちがそろいました。
地下アイドルの天使として活躍していた「ココ」マリアにより、【堕天使】となり自由にはばたくことを許されたのです。
そして、ラストシーン。マリアがルシファーにトドメを刺しに行くであろうシーンに・・・!!
ナース姿のれいぞう子!!彼女は住んでいたマンションのごみ粉砕機で自殺したんじゃなかった!!
そして、今回初めてとなる、明智五郎がマリアの接近に気付かなかった・・・。
それは、一体なぜでしょうか!?考えてみます。
コンテンツ
地下アイドルがストーカー被害
地下アイドルとして活躍する「爆エンジェル」ですが、エンジェルというだけあり、
背中に【真っ白な羽根】がトレードマークのアイドルです。
しかし、メンバーは3人。マネージャーもつくことなく、彼女たちがセルフプロデュースを行い
小さなライブハウスを満員にするくらいの実力がついてきたのです。
そんな時に、ココはバイト先でファンの男性を見かけ声をかけました。
これが「運命の歯車」が狂った瞬間だと、誰が想像したでしょうか!?
その日から連日、ココの出待ちをしたり、SNSに個別メッセージが来たりして
ハンドルネーム「ルシファー」はココがあたかも自分の彼女であるかのように振る舞います。
しかし、ココはその行為に悩み、元々精神的に強くないタイプだったのか
摂食障害で「過食・嘔吐」を繰り返し、指には「吐きダコ」と言われる傷がありました。
それを隠すためか、指なしの手袋をつけていました。
ルシファーが自宅を突き止める
ルシファーの付きまとい行為=ストーカーじみたメールに恐怖を覚え始めたころ
ココは震え上がることになります。メッセージに「窓の外を見てごらん」
傘をさして見上げるルシファーの姿がそこにありました。
ちょうど時期を同じくして、苺の同級生として会うことになり、ココの状況を心配し明智に相談をしました。
メンバ―全員が、「親バレ」をしたくない。という強い希望もあり、警察沙汰にできないのです。
そこで、「自宅バレ」した以上、部屋にはいられないので、明智の事務所にメンバー全員が寝泊まりすることになりました。
それはまるで女子会のようで、とても楽しそう!!そんなノリでSNSにアップしたことから事態が大きく動き出します。
マリアは明智の事務所に荷物を持った、女性たちが入って行った。という情報を得て何かある。と察知しました。
そしてその「何か」が起こるのです。
ルシファーはSNSの写真から、メンバーの他に一緒にいる人物を特定していたのです。
それは【ココの瞳の中の人物】
そう、明智がココの瞳に写り込んでいたのです。そのことから、ルシファーは明智はマネージャーだと勘違いします。
一方、なぜ女の子たちが明智の元で寝泊まりするのか・・・。
天使になりたいのに、1人のファンの行為で「天使になれない存在」を見つけたのです。
マリアに気付かない明智
今回、マグダラのマリアから来た葉書はいつもの「モナリザの微笑み」ではなく
キリストの「最後の晩餐」、絵柄は違うもののしっかりとマリアのサインは入っていました。
しかし、その絵柄の違いに明智は気にしていない様子でした。
それよりも、ルシファーの存在に注意し、ココの摂食障害を心配していたので
「ココに殺人願望」があるということに気付かなかったのではないでしょうか!?
摂食障害があるということは、それだけ強いストレスを抱えこんでいるので
そのストレスだけで殺人を行うことや、事務所にアイドルが寝泊まりしていることを
マリアが気づいている。とは思っていなかったと思います。
そして、今回は、「殺したい」というメッセージを送ったわけではなく、
マリアの方から「殺したいほどの相手がいるでしょう」と直接ココに誘いがかかったのです。
つまり、明智がココとマリアのやりとりに気付く前に、ココが「堕天使」になったため
明智はマリアが近くにいることに気付いていなかった。
これが、もしココが一言でも「アイドルをやめたい」とでも言っていれば状況は変わっていたかもしれませんが
メンバーの誰もが「アイドルとして売れたい!!」と目を輝かせていたので、
ココが犯罪に手を染める。とは明智は想像もしなかったのでしょう。
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