奈美の悩みとは裏腹に仕上がる台本ついにクランクイン「書けないッ!!」第4話
奈美の波がいるおかげで、圭祐の台本は順調に仕上がっていた。すでに第4話まで台本となっていた。
しかしその一方で、奈美は悩みを抱えていた。編集者の担当が依頼してきたのは「吸血鬼のホラーモノ」
圭祐のドラマと丸かぶりになってしまう。要求は「今までない吸血鬼」まさに今ドラマとして仕上げているのがそうだった。
コンテンツ
悩む奈美
奈美は圭祐が必死で書き上げたドラマの台本を知っているからこそ、この依頼を受けても書き始めることができなかった。
もしかしたら、圭祐を裏切ることになるかもしれない作品に仕上がる可能性もある。
そして、夫婦揃って「吸血鬼モノ」を執筆したと言う事は、お互いがアイデアを出し合って、共同作業したと言うことだ。
実際はそんな事は無いのだが、世の中はそんなふうに2人の関係性を見ていくとなると、これから圭祐に仕事の依頼が来なくなるのではないか?
様々な思いが奈美の中に渦巻き、圭祐に相談することもできず、ただ1人悩み続けていた。
そんな時第5話の打ち合わせとして、圭祐はプロデューサー達と会っていたが、あまりにも誤字が多く注意されてしまった。
それは、奈美が書いたのではなく、仙川にバイトとして引き受けてもらったのが原因だった。
帰宅して、仙川に注意するも、自分も台本を確認したかった落ち度があったと圭佑が認めた。
しかしその打ち合わせの間も、あのつるつる頭は現れ、圭祐を苦しめプロデューサーたちのアイディアをまとめるのに必死だった。
仙川の疑問
仙川が代行のバイトを引き受けたのも、絵里花と少しでも距離を縮めたいからだった。
そのためには、夕食の用意も率先して手伝うことにしていた。でも空は見抜いていた。絵里花が夕飯の支度をするからだ。
そして2人で話せるチャンスを掴むため、率先して調理していることを、空は楽しんで見ていた。そこで仙川ある疑問が浮かんできた
絵里花が高校生ならば、父親である圭佑は一体何歳なんだろうか?そこは天然の仙川であり、直球で聞いてしまった。
圭佑は37歳、絵里花は17歳。ととかなり若くして圭佑は父親となっている。しかしその疑問を2人はいとも簡単に崩した。
吉丸家では、再婚したステップファミリーであることを隠してはいない。だからこそ絵里花は、圭佑が自分の父ではないことも理解し
その上で、自分の父は圭祐しかいないと、素直に受け入れていた。それは自分が3歳の時、母がシングルマザーとして苦労していたときに
そんな2人を受け入れてくれた圭祐に対しての感謝なのだろう。そしてまたしても天然な仙川失礼な質問をした。
「本当のお父さんは覚えてる?」絵里花にとって今更どうでもいいことだった。圭祐がお父さんだからいいと思っていた。
でも仙川の一言で、何か心の中にもやもやとしたものが生まれ始めてしまった。自分の父親はどんな人だろう。
母親の奈美からは実際に聞いた事はなかった。名前すら知らなかった。
祖父に質問する
母に直接聞くのは申し訳ないと思ったのか、絵里花は祖父に父について聞くことにした。
祖父何も隠すことなく、すんなりと父の名前を教えてくれた。でも職業などについては祖父もわからないと言っていた。
すずきようすけ
そこで絵里花は自分で調べることにした。祖父から聞いた名前を検索すると、様々な人物が出てきたが、
1人どうしても気になる人物がいた「DJ鈴木YOO」いかにもチャラそうな男だったが、絵里花は気になった仕方ががなかった。
しかしそれを裏付けるように、祖母が祖父に釘を打つように「あの事は絶対に言わないように」と耳打ちをしていた。
絵里花の父親に対して、なんらかの大きな秘密があるらしい。それを言ったら絵里花は傷つくのだろうか。
逆に大きく失望してしまうのだろうか。とにかく圭佑は自分のことでいっぱいいっぱいで、家族の中に様々な変化が起きていることにまだ気づいていなかった。
関連記事
テレ朝ドラマ生田外間主演、菊池風磨出演【書けないッ!!~脚本家吉丸圭祐の筋書きのない生活~】概要
テレ朝【書けないッ!!】1話舞い込んだ大仕事と、家庭教師の恋♪
生田斗真主演つるつる頭は何!?幻!?妄想!?【書けないッ!!】第1話
妄想「つるつる男」家族がみんなつるつる。「書けないッ!!」口述筆記を提案する奈美2話
コメントを残す コメントをキャンセル