【先行配信】倒れたパパさん、パニックになる森山、神田の隠された過去6話「おじさまと猫」
森山は幼い頃【神童】と呼ばれるほどに、ピアノがうまかった。いつも弟は喜んで聴いていた。
ある時、弟が「僕も弾きたい」というので、「好きな音を出してみて」とすすめると
いとも簡単に、今自分が弾いていた曲を、自分よりはるかにうまく弾き出した。それから森山は挫折とピアノ嫌いになった。
コンテンツ
神田のきらきら星
そんなことを思い出しながら、ピアノ室の前を通ると「きらきら星」が流れてきた。
とても心地よくて、包み込まれるような、今まで聴いたことない感覚を覚えた森山。
テンションが上がり、突然神田先生を「ピアノコンサート」に誘ってしまった。
周りの目は【やっちまったァ】という感じでしたが、テンション上がりっぱなしの森山には気づかれていない。
神田は少し考え、彼とコンサートに行くことにした。ある日を境に足を踏み入れることがなかった会場に行く。
そして約束の日、有名なピアニスト「日比野奏」のチケットを持って、森山は待っていた。
会場に入り、ピアノに聴き入るが、何かが違う。神田先生にはもっと【包み込むような何かがあるのに・・・】
と、横を見ると胸を押さえ苦しんでいる神田先生がいた。とりあえず会場を後にし、タクシーで家に送り
放心状態で、音楽教室に来た森山は、さっきの出来事を話し、「これって僕の思い込みかもしれませんが、神田先生って本当はすごいピアニストなんじゃないですか?」
というと、周りの視線がやけに冷ややかだった。思い込みも何も【世界的に有名なピアニスト神田冬樹】
音楽業界でこの名前を知らない人はいない。と教えられ、自分はものすごいことをしてしまったと猛反省した森山。
神田が発作を起こしたのは・・・
彼は世界を飛び回り、毎日リサイタルを開催するような人気のピアニストだった。
しかし、ある日アンコール前に電話を受け、妻危篤の知らせを受ける。しかし、アンコールを終わらせないと。
と言う使命感で、妻より舞台を優先した。しかし、その途中彼は倒れてしまった。
それ以来、舞台に上がると「パニック発作」のような症状に襲われ、表舞台から姿を消した。
しかし、今回は「観客」として楽しむのだから。と挑戦してみたのだが、やはり発作が起きてしまったのだ。
帰宅してしばらくするとインターホンが鳴った。森山が謝罪に来たのだ。
家にあげると、ふくまるが出迎えた。写真では見ていたが実際に見るとますますカワイイ♪
と、ふくまるを眺める森山を、笑顔で見守るパパさんにふくまるは思った。「この人はパパさんを笑顔にするいい人」
【さぁ!!なでるがよいっ!!】と、お腹をみせ、森山に思いっきりなでてもらった。
そんな光景を見るパパさんはとても嬉しそうだった。そして2人でお茶をする時もパパさんは楽しそう。
昔、テラスで妻とお茶をしていた時、迷い猫が来た。しかし、手を伸ばすと言ってしまった。
神田は妻に「残念だったね」というと、妻は「残念なんかじゃないわ。こうして猫がきてくれてうれしい」と答えた。
そう、今日のことも見方を変えれば、とても楽しい1日になった。森山の誘いに乗ってよかった。
猫の行方
神田がある日、ペットショップの前を通りかかると、店から「気の利かない店ね!!」と怒って出てきた。
店員の佐藤に話しを聞くと「引っ越しで、ペットが飼えない場所に引っ越すから、猫を引き取ってほしいと言われて・・・」
神田は帰ってふくまるにその話をした。ふくまるは思い出していた。小さい時兄弟が沢山いたのに
次々にいなくなり、ママに聞いても「みんな幸せな場所に行くのよ」としか教えてくれない。
最後に、お姉ちゃんとふくまるが残ったが、体の小さいふくまるは最後まで残され、姉はいなくなった。
ふくまるはいなくなった兄弟たちを思い出していた。最後まで残ったから、こうしてパパさんに出会いふくまるは幸せになった。
でも、他の兄弟たちはどうなったのだろうか!?パパさんはあの猫の行方を気にしていたが・・・。
※ネタバレ
この後、ふくまるは姉と再会することになります。
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