体育教師の話しと、消えた美術部顧問。一体何があったのか！？「青のSP」4話
またしても逮捕者を出した「赤嶺中学校」、それは女子生徒の更衣室盗撮と言う事件から始まった。
盗撮が開始された時間や、不審な人物が目撃されていないことから、内部の犯行とされたが、嶋田は1人心当たりがいた。
それはJKパブに出入りしていた、数学教師の一ノ瀬だったが、一ノ瀬はリアルな中学生に興味はなく、【コスプレ好き】だとわかった。
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気になる話し
そこで一ノ瀬は、あまりの嶋田の気迫に負けたのか、「リアルが好きな人物なら一人心当たりがありますが、今はいません」
と、話してしまった。そこで嶋田は浅村に詳細を聞くことにした。
辞めた教師は「美術の岡部」、美術部の顧問もしており、昨年【女子生徒の体を触った】として親からクレームが入り
その後、岡部は学校を辞めた。しかしその後の行方は分かっていない。
そして、一ノ瀬がもう一件気になることを言った。「事件が発覚する前、岡部先生と亡くなった小川先生がよく言い争うのが目撃されました。」
浅村先生にそのことを追求するが、そのことに関しては口を閉ざした。
しかし、体を触られた生徒の名前に関して聞こうとしても、言わなかったが嶋田が「
涌井」と口にすると表情が一変した。
だから、体育教師が涌井が登校してきたから、1年前に・・・。と話し始めたのだとわかった。
でも、なぜ岡部は亡くなる直前の小川先生と言い争っていたのか！？それはやはり、セクハラに対する注意だったようだが・・・。
奈良橋に聞く
いつも音楽室で、モーツァルトの「レクイエム」を弾いている奈良橋。
嶋田は彼女の元へ行き、「罪を告白したことを後悔しているのか？」と聞いた。
数日前彼女は、嶋田に「先生を殺したのは私」と打ち明けていたからだ。実は奈良橋は学校になじめず
教室に行くことができず、音楽室にいることが多かった。それを小川先生が気にして心配をかけたから、
自分が先生を殺したようなものだと思い込んでいた。しかし、嶋田に「先生は嫌な顔をしていたか？」と言われ
小川先生の笑顔しか思い出せないことに気付き、自分は先生の負担になっていなかったことを改めて知って彼女は涙した。
そして、亡くなる前よく小川先生と岡部先生は「校長室に呼び出されていた」と打ち明けてくれたが、浅村はそのことに関して口を閉ざした。
その頃、校長が「嶋田がスクールポリスに来た本来の目的」を気づき始めた。
そこであらためて、よく会話をしている浅村先生にわざわざ電話で、「教育委員会に嶋田さんに辞めてもらうよう進言した」と告げた。
ますますこの中学の「隠蔽体質」が疑われる。そして、1年前の教師死亡事故。
あれは事故ではなく、事件だったのではないかと疑いが深まっていく。
嶋田が話した真相
浅村先生は、校長から注意を受けたことで、嶋田がただの「スクールポリス」としてこの中学に来たのではないことに疑問を抱き始めた。
そこで思い切って、嶋田本人に、「何をこそこそ嗅ぎまわっているんですか？」と聞くと、逆に嶋田から
「この学校は何をこそこそ隠しているのか？1年前、岡部のセクハラを受けたのは涌井美月。そして、岡部が学校を辞めた後、小川先生は階段から転落死」
「司法解剖の結果【脳挫傷】と判断され、事故死とされたが、公表されていない事実がある」
と、浅村先生も知らない事実をしり驚愕することになる。
死亡当日彼女は確かに、自宅アパートの階段から転落して死亡した。しかし、その体には明らかに階段からの転落ではない傷と
彼女の通勤用自転車は壊れていた。つまり、彼女は転落する前に自転車で転倒していた。
その自転車は「ブレーキワイヤーが切られていた」ことから、事故死ではなく殺害された可能性が高いと嶋田は打ち明けた。
その死亡に「岡部」が深くかかわり、その事実を校長が隠蔽している疑いがあるのだ。
一体、校長室でどんなやり取りがあり、どうして岡部は学校を辞め、その後小川先生は死亡したのか！？
ワイヤーを切ったのは岡部なのか！？何のために・・・！？
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