TBSドラマ「恋する母たち」息子の才能と、長年の不倫の大きすぎる代償
丸太郎から突然メールが来た「これ、息子さん?」
URLにアクセスすると、ラップにノリ歌詞を口ずさみながら、街並みを移動しながら
楽し気にしているmusicビデオの中の繁秋だった。まりも初めて見る姿に「繁秋です」と答えるだけで精一杯だった。
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息子の才能
まりも、繁秋がいつもヘッドホンをして音楽を聴いているのは知っていた。
しかし、自分のプロモーションビデオを公開していることまでは、把握していなかった。
丸太郎は「これは才能あるよ。信じたほうがいい。今度レコード会社を紹介してあげる」
と、言われ、親子2人で丸太郎たちが待つホテルに向かった。
しかし、レコード業者の人は2人で話したい。と繁秋を連れどこか別の場所へ向かった。
それを待つ2人。丸太郎は改めて「息子の才能を信じてあげないと」とまりの背中を押した。
帰宅した夫に、ビデオを見せると「バカだとおもっていたが、くだらないこと」だときりすててしまい
音楽を忘れるために、どこかの大学への進学をすることを勧めた。
息子の才能より、自分の職場上の立場が一番大切なのだ。まりには繁秋を信じたい気持ちが強くあり、
夫とはもうやっていけいけない。と実感した瞬間だった。
暴露された事実
夫繁樹の弁護士事務所に、顧客である代議士が怒鳴り込みに来た。
「隠し子を認知した」という記事が今度出るらしいが、その暴露元が繁樹だという。
自分は何も話していない。という繁樹に代議士は証拠のボイスメモを聞かせた。
行きつけのバーで代議士が他の女に手を出し、子供を産ませ認知した。
という一部始終の話しが、繁樹の声で録音されていた。
繁樹は記憶をたどると、その席に元不倫相手の山口が同席していたことを思い出した。
彼女はあの時、ひそかに繁樹の会話をすべて録音していたのだ。
おそらく、自分より家族を優先する繁樹がいつ自分を捨ててもいいように
何発もの爆弾を用意しておくために。
仕事へ行けない繁樹
その記事が世に出ることを知り、繁樹は今まで自分が築き上げたものがすべて崩れ去るお音を聞いた。
今まで、99%の人間を低能な奴らとして見下し、弁護士として成功者だけが顧客となっているのが自慢であり、
事務所Jも、都内一のタワーマンションにあることが自慢だった。
そして、美人な妻とかわいい子供たち。しかし、自分は今まで不倫し放題だった。
その代償が今自分の地位を根こそぎ持ち去ろうとしている。
仕掛け人はやはり、元不倫相手の山口だった。しかも雑誌には「暴露第2弾」とあり、
山口がまだ爆弾を持っていることを予告していた。
そして、山口からじかに宣戦布告された繁樹。改めて彼女の怖さを知ったが
今更遅かった。記事を止めることもできず、暴露元として目隠しで写真まで載ってしまっては
顧客も離れ、マスコミに囲まれ仕事に行くことすらできない。
そんな姿をまりの前でさらすなど、繁樹は思ってもみなかった。いつも自身に満ちた自分でいたかったのに。
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