以前にこういった記事を書きました。
よく考えたらこの記事の続きは書いていないような気がします。この後が本当に私たち親子にとっては地獄この時期でした。
毎年変わる担任
ある程度の大きさのある学校であれば、担任は毎年毎年違う人へと変わっていくと思います。
通っていた保育園は小さな規模でしたが、小学校に上がると5カ所の保育所から寄り集まってくるので、市内で1番大きな学校になります。
そのため毎年毎年担任が変わります。
デメリットもありますが、メリットもあります。
私の希望としては、2年生の頃の熱心な先生がそのまま担任してくれればと思いましたが、6年生の担任となってしまいました。
我が子の担任になったのは、新しく他の学校から来た、中年の女性が担任でした。
最初に異変を感じたのは、家庭訪問の時でした。
指定している場所に車を止めない
話してることに一切メモを取らない
一方的に話す
髪がベタつきとても臭う
名前ではなくあの子のこの子と話す
帰り際にお菓子を遠慮なく全て持って帰る
担任教師にまつわる噂
我が子の担任になった先生は、正規の教員ではなく、講師と言う立場であり、教員が足りないために採用されている方でした。
そして市で採用されているので、市内の学校を転々としています。
たまたま子供がいる学校に来る前は、隣の町の小学校に赴任していました。
隣の町となると、習い事などで一緒になることが多く、お母さん同士の情報交換の場にもなります。
そこで聞いた話があまりにも信じられない話でした。
1年生を担任していたのですが、担任の素行により2人不登校を出していると言うことです。
小学校1年生の女の子2人が学校にいかなくなると言う事は、よっぽどのことがない限りありえないと思います。
そして担任の噂は他のところからも入ってきました。市内での赴任になるので、勤務先は当然近くなります。
そうなると、前にいた小学校で担任を持った子供の母親が、他の町の母親からその担任の話を聞く。
そういったことが繰り返されて、3校位の学校での出来事が私の耳に入りました。
驚くことにどれも、同じ情報で担任を受け持ったクラスから不登校時を出していると言うことです。
こうなってくると、生徒に問題があるのではなく担任に問題があることがわかってきました。
1学期はそれとなく過ぎていましたが、2学期になると我が子の様子がおかしくなりました。
あれほど学校が楽しくて大好きだったのに、朝になるとお腹が痛いと泣き出すのです。
無理に連れて行っても早退して帰ってきてしまいます。
ママ会を開く
学校の様子を子供に聞いても、うまく伝えられないので、噂話しを教えてくれたママたちを中心に、ママ会を開くことになりました。
知らなかったのは私だけだったようです。なぜならば我が子が自分の身に起こっていることを、うまく私に説明ができないため、学校で何が起きているのか私は一切知りませんでした。
しかし生会での情報は、ショックの大きな事でした。
授業中に我が子が担任のつるし上げに遭っている
我が子には学習障害があるため、黒板を写すなどすぐにはできません。
そして同時にいくつかの指示をされても、最後に言われた指示しか頭に残りません。
そのためあろうことが担任教師が、授業中に皆に向かって我が子を立たせて
この子がこんなことやってますけど皆さんいいと思いますか?
と隣のクラスにまで聞こえる位に大きな声で、みんなに問いかけるのです。
そのため我が子は、自分の身に起こっていることも理解できずに、苦しんでいたのです。
ある日の夜いつものように「お腹が痛いから明日学校に行きたくない」と泣きながら私に訴えました。
ほんとに微妙ですが、いつもと違った様子を受け取ったので、夜8時過ぎでしたが、学校に電話をしました。
幸いにも学年主任がまだ学校にいたため、明日から保健室登校許可してもらえないか聞くことができました。
そしてしばらく我が子の保健室登校が続くのです。まだこれは始まりでした。
つづく