TBS系列「死にたい夜にかぎって」最終回、アスカの心が壊れる

2011年3月11日、少し早い「ホワイトデー」のお返し。と喜んで飛び跳ねたアスカ。

1回目の揺れに耐えたアスカ、しかし揺れは一度ではおさまらなかった。

どうしようもない男が6年間の同棲生活が終える時が来た。

 

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壊れたアスカの心

 

地震で恐怖感を感じたアスカ。1回目は耐えたアスカだったが、2度目以降の揺れでアスカの精神は崩壊した。

しかし、そんな時に限り浩史に「パニック障害」を発症させてしまった。

パニックで泣き叫ぶアスカのそばにいることができない。目の前が「地震ではなく揺れている」

洗面所に立った浩史、パニック症状を落ち着けるために一人の時間を持った。

そして、発作もおさまりアスカの元に戻るが・・・。

「泣いている私を置いて、どこに行ってたのっ!!」

と、アスカの気持ちは壊れていた。

 

突然やってきた別れ

 

いつもの朝、「おはよう」と声をかける浩史。

帰ってきた言葉は「別れよ」

そんな時に地震が起きる。恐怖で足がすくむアスカだが、浩史の手は借りなかった。

アスカは別の人を好きになっていた。

今後の生活について話し合う2人。

 

アスカの仕事の関係で、後1か月半同棲は続くこととなったが

それが浩史には悲しい現実だった。

「何も共有したくない」

と、一緒のベッドに寝ることも拒否された。一人公園で泣く浩史。

浩史は、しばらく事務所にこもることも考えていた。

だが、しばしの間浩史の住処は公園となった。アスカが出勤した後に帰宅する。

そんな日々がつづいていた。まだアスカの事が好きな浩史はどうしようもなかった。

路上生活者と晩酌をする浩史。何でもないことを語る2人。

 

星が綺麗と思えるうちは大丈夫

 

情けない夜なのに、「星が綺麗」だった。

路上生活者に「星が綺麗と思えるうちはいいよ」と励まされ、

家に帰り「眠る」ことを決意した浩史。意外にも気軽に家に入れてくれたアスカ。

それからしばらくして、2人は「別れ」を迎えることになった。

 

アスカを見送る浩史、中野をぶらりとして思い出話しをする2人。

最後に「俺の笑った顔って虫の裏側に似てる?」

と、聞く浩史にアスカは「そんなこと気にするなら鼻をきにして。笑った時蛇口だよ」

と、返されてしまった。

地元に戻る電車に乗るアスカ。浩史の事を見ないで駅弁を食べ続けるアスカ。

それはアスカの優しさなのか・・・。

必死に笑う浩史、駅弁を食べながら涙を流すアスカ。

2人は終わった。

ノートの切れ端に

「この6年間時間の無駄だったね。お互いに。最高に時間の無駄だったね」

アスカ最後の言葉だった。浩史は笑った。アスカが「虫の裏側に似てない」と言ったその笑顔を見せた。

 

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