うつ病を克服した芸能人ノンスタイル「石田明」
名前を聞いてもぱっと顔が浮かばないかもしれませんが、お笑い芸人の「ノンスタイル」のポジティブでない方。
もしくは「白いほう」と言えばだれかわかるかもしれません(;^_^A
あまりにもいつも白い衣装を着ているので、楽屋でうつぶせで寝ていたら「知らない子供」が背中に書初めをしようとしていた。
嘘か本当かわかりませんが、そんな話しを聞いたことがあります。
お笑い芸人としても人気が高いですが、かわいい双子ちゃんの女の子のパパとして、時折Twitterにその様子をアップしていますよね。
今回は、石田明さんのうつ病体験をご紹介します。
ノンスタイル「石田明」さんプロフィール
父の日してもらった pic.twitter.com/AAQUDxbQkk
— NON STYLE 石田 明 (@gakuishida) June 17, 2019
名前:石田明(いしだあきら)
生年月日:1980年2月20日
血液型:B型
身長:173cm
体重:49㎏
出身:大阪
出身校:大阪府立東淀川高校卒業
コンビ:ノンスタイル
デビュー:2000年
担当:ボケ・ネタ作り
立ち位置:左
高校の同級生井上とノンスタイルを結成。
骨折エピソードは多い。
スキップしたら骨折
デコピンをしたら骨折
医者からしっぺはドクターストップ
井上の突っ込みで肩を脱臼
*以前よりソフトな突っ込みで方はたたかないスタイルに変わる
野球のボールを投げて骨折
転倒して右腕を骨折して全治3か月
2012年10月に一般女性と結婚し、2017年8月に双子のパパとなる。
閉所恐怖症であるため、フルフェイスのヘルメットがかぶれない、酸素カプセルで過呼吸になる、と、多少仕事面で苦労している。
そして、元々対人恐怖症だったこともうつ病の原因の一つかもしれない。
石田明さんのうつ病発症
映画「耳を腐らせるほどの愛」の舞台挨拶はかっこいい衣装着せてもうたのに四流の韓流アイドル風になってしまいました。#耳を腐らせるほどの愛 pic.twitter.com/nAcQj9SjOc
— NON STYLE 石田 明 (@gakuishida) June 15, 2019
現在の明るいキャラクターからは想像はできませんが、石田明さんは過去に「重度のうつ病」を発症していました。
元々は対人恐怖症が招いたのでしょうか!?
うつ病を発症したのはちょうどM-1グランプリで、グランプリを獲得した20代半ばのころでした。
対人恐怖症を克服するために、様々なカウンセリングや対応策を考えて実践していたようですが
これが大きなストレスとなったのか、トーク番組でも話さなくてはいけないのに、話せなくなっていきました。
そして、当時服用していた薬の量に、相方の井上さんも心配するほどでした。
しかし、これがまた石田さんの精神的に、心配させてしまっていけないことをしている・・・。
という気持ちになっていき、ついには自身で状態がものすごく悪いことを察知し、
当時住んでいたアパートのベランダに、万が一の為に鳩侵入防止のネットを、自殺防止としてはりめぐらせていたそうです。
石田明さんが経験した症状
お笑い芸人として絶頂期にうつ病を発症した石田さんですが、周りがその実力を認め、面白い!!と評価しているのに対して
自分の実力に自信が持てなくなりネガティブになっていった
そうです。きっと、その才能を褒められれば褒められるほど、自身を失っていったのだと思います。
そんな石田さんが経験したうつ病の症状
自分の手の違和感
手のしびれ
相方の突っ込みに無反応(仕事中に放心状態)
不眠症
過呼吸
自殺願望
様々な症状を石田さんを襲いました。
そのため、精神安定剤、睡眠導入剤、抗うつ剤など・・・。あらゆる薬を服用するようになりました。
石田明さんのうつ病の原因
今回のNON STYLEツアー「リソウロン」のポスターの何がおもしろいっておれは実際ジャンプして撮ってるけど井上は座って撮ってるってとこ pic.twitter.com/hfZPwxPaCy
— NON STYLE 石田 明 (@gakuishida) June 13, 2019
では、石田さんはなぜ「うつ病」を発症したのでしょうか!?その原因を見ていきたいと思います。
対人恐怖症にもかかわらずお笑いという世界に入ったプレッシャー
ネタ作りとして常に面白い物を作らなくてはいけないプレッシャー
お客さんの期待に自分は応えられていないという罪悪感
実の父の借金問題(石田さんが保障人となっていた)
芸人として売れ始めたことから、常にお客さんの期待に応えるというプレッシャーが一番大きかったのではないでしょうか!?
石田明さんのうつ病治療
石田明さんは、仕事を続けながら通院治療することを選びました。
1年以上薬を服用し続けますが、症状は一向に改善されませんでした。
そんな時、転機となったのが「ブラックマヨネーズ」の吉田さんの一言でした。
トーク番組でひな壇に上がると、俺も手がしびれてくる
この言葉に、「自分だけじゃないんだ」という思いがこみ上げてきて、気持ちが軽くなったそうです。
それからは、周りに「うつ病」を隠すことなく打ち明けていき、それと並行するように薬の量も減っていきました。
石田さんがメインで行ったのは、通院治療ですが、これを大きく支えたのが、「うつ病」を打ち明け、周りの人に共感してもらうこと。でした。
すでにうつ病の寛解から15年近く経っていますが、今も変わらずテレビでは明るい姿を見せている石田さん。
人によっては「うつ病」だから。と一人で抱え込むより、多くの人と共有することで治す力に変えられる場合もあるんですね。
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