関テレ制作ドラマ「探偵由利麟太郎」取りつかれた女性が見る【幻】の正体は!?
スナック「シルク」で働くエマ。
全身黒ずくめ、顔まで黒ずくめの人間が見える。
そして、同僚みさこが血まみれになって見える。家でも天井から手が生え、人の気配が見える。
でも、すべては「幻」彼女は一体どうなってしまったのか!?
コンテンツ
花を買いに行く由利
これも、彼のルーティーンなのか、部屋でクラシックのレコードを堪能している。
そして、三津木が由利にどうしても聞きたくて、探し回っていると由利が花屋から出てきた。
手にはたくさんの薔薇の花束を持って。
三津木は「誰かの誕生日!」と当てようとするが、どうしても正解が出てこない。
ただ、由利は大家に頼まれた買い物であった。そして、大家の心遣いでオムライスを食べながら
由利に「聞きたいことがある」と切り出した。
由利は「昔、自分で書いたミステリー小説の結末が分からない」
三津木が思っていたことを見事に言い当てる。そして、大学サークル時代の仲間にかつて読ませたことがあることを思い出した。
幻を見るエマ
スナック「シルク」に勤めるエマは最近、嫌な幻ばかり見る。
黒ずくめの人物であったり、ベッドの中に同僚みさこの腕があったり・・・。
みさこには「特徴的なタトゥー」があるためすぐにわかった。
エマは「幻」を見ているのか!?生活の為にスナックに出勤するも、やはり「幻」:が見える。
みさこが「血まみれで近づいてくる」・・・・。
しかし、それも【幻】そんなエマに海外から「オーディションのオファーが来ている」
と、スナックのママに言われ、オーディションに向かうが【目隠し】で現地に向かった。
たどり着いた屋敷は暗く、古い。気味の悪い場所だったが
エマは浴室でみさこの血まみれの【遺体】を目撃した。気づくと家の近くに倒れていた。
そこに、店の井出と三津木が通りかかり、事の詳細を聞くことになった。
井出と三津木は大学の同級生であり、同じミステリーサークルの仲間だった。
たまたま「目隠し」を外した場所があったので、場所の特定をしその屋敷に向かい
本当に【遺体】があったのかを確認しに行った。
エマの恋人【五月】はエマの借金を返済するため、危ない稼業に手をそめている。
という噂があった。そして、屋敷にたどりついた時
「人のシマをあらすんじゃねぇ!!」
と、五月が現れた。しかし、【遺体】はそこにはなかった。
容疑者は5人
屋敷には【遺体】はなかった。その日、お店に「辞める」と言いに来たと、ママから聞いたエマは
自分が見た【遺体】が幻だったのかどうか・・・。
わからずにいたのだが、翌日になり屋敷にエマ、五月、由利、井出、三津木の5人が呼び出された。
一度【冷凍】された遺体が屋敷に存在していた。腕はエマが見たように「タトゥーのある部分」が切断されていた。
エマは自分が殺したんだ!!
と、取り調べで叫ぶのだが、最初に屋敷に到着した時にはすでにエマは死んでいた。
そのため、エマが犯人ではないことは確か。いなくなった運転手の「外国人」を探っていた。
由利には【遺体がどこで殺されたか」
が、最重要だと推測した。その頃、五月とエマは待ち合わせをし会っていたが、
由利は偶然に出会う。「屋敷に会った靴跡は君のものではない」
と、五月に断言をした。そして、五月とエマはバラバラになり逃げたが、エマが乗り込んだタクシーにスナックのママが横たわっていた。
タクシーは屋敷に向かっている。しかし、井出も動いていた。
井出の父はかつて、2日で上映禁止となった曰く付きの映画監督をしていた。
井出は父に認められるために、エマをヒロインに選んだ。
と由利は推測した。父の映画を模倣した殺人事件。
第2の殺人事件
エマが目覚めると、スナックのママは浴槽の中で死んでいるように見えた。
どうやら【冷凍】されているようだった。冷凍しておけば切断しても
「血が飛び散らない」
「セットを汚さずに済む」
ちょうど、等々力達が屋敷にたどり着いた時、女性の声がした。
屋敷に向かうと浴室には五月の【刺殺体】があった。しかし、そこには常連客の坊主がいた。
井出の指示で犯行を犯したようだった。
由利は井出のスタジオに向かった。エマの住んでいたマンションすべてが「井出の持ち物」だった。
そのため、盗聴器や、監視カメラをエマの部屋に仕込み、プロジェクションマッピングでエマに【幻】を見せていた。
井出はエマのことが好きだった。しかし、エマはその思いに気付くことはなかった。
そのため、邪魔者をすべて抹消すべく、みさこと、スナックのママ、五月、すべてを殺害していった。
そして、それは【すべては父の作品を超える大作を撮るため】
井出は父の作品の撮影現場に、少年の時居合わせたのだ。そのため父を超えるために同じ作品のリメイクを思い立った。
しかし、すべて由利の推測に邪魔をされ、真実は明るみになった。
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