フジテレビドラマ「シャーロック」密室殺人事件
2019年12月2日放送のフジテレビドラマ「シャーロック」第9回目の放送でしたが、刑事であるグレの誕生会と言うことでイタリアンレストランが舞台になりました。
うずらのカチャトーラが有名なイタリアンレストランですが、誉たちがメニューを見るとそのメニューはありませんでした。
レストランがオープンする前に、何かもめる様子もありましたが、一体このレストランで何が起きたのでしょうか?
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味がぼやけたレストラン
グレの誕生会と言うことで、江藤刑事と誉そして若宮が有名イタリアンレストランへ赴く。
江藤刑事のおごりと言うことで、コースメニューの1番安いオーダーとなりましたが、誉だけはアラカルトで注文し出します。
そこで1番先に目をつけたのが「うずらのカチャトーラ」が、注文できないかどうかを確認しました。
しかし仕入れの関係で今日は、うずらのカチャトーラはできませんと言うことでした。
同時に奥の席で怒鳴っている男性がいました。グルメ雑誌の有名レポーターです。このお店の看板メニューはうずらのカチャトーラで、なぜ今日に限ってそのメニューが用意できないのか?
取材に呼んでおいて、看板メニューがないと言うことです。そして前菜も味がぼやけていると、クレームをつけていました。この店に一体何があったのでしょうか。
誉のテイスティング
誉はサーブされるワインのテイスティングをしましたが、何かを考えるところがあったのでしょう「芝のような香りがする」
しかし、結局はそのワインを頼むことにしました。コースメニューはどんどん進んでいきますが、近くにいた老夫婦に変化が起きます。
しかし、結局はそのワインを頼むことにしました。コースメニューはどんどん進んでいきますが、近くにいた老夫婦に変化が起きます。
おそらく結婚記念日のディナーに来たんでしょうが、奥さんのイヤリングが片方ないと言うことです。
「探し物なら得意なので一緒に探しましょう」
と、誉が名乗り出し、奥さんと一緒にイヤリングを探し出しました。
お店に入ってまず、娘に電話をかけたと言うことで外に出ました。しかし外にはイヤリングはなく、誉の推理でテーブルにナプキンがあったことから、「お手洗いに行きませんでしたか?」
と、お手洗いまで行こうとすると、花が飾ったてあるあたりに、イヤリングが落ちていました。無事になくしものは見つかりました。
しかし誉は何かを探っているようです…
その証拠に、花びらの散った床の向こうの扉を開けました。そこにはまだ少し暖かい亡くなったばかりの男性が隠されていました。
4人の推理合戦
テーブルに戻った誉は、今まで見てきたことと、遺体が隠されていることを3人に打ち明けました。
そしてこの店に何が起きているのか、探り合うのでした。
そしてなぜか1人1人シェフを呼び、パスタを褒めたり手を出させたりしました。
パスタを担当したシェフは、眼鏡をかけていましたが右のレンズにひびが入っていました。
ソムリエは、立派なソムリエナイフを大切にしていましたが、名前は加藤のはずですが、ナイフの刻印は古賀になっていました。
最後にオーナーシェフを呼びました。料理全体を褒めた後、両手を前に差し出すようにお願いしました。一体これが今何を意味するのでしょうか?
密室殺人事件
確かにこのレストランの中で殺人事件が起きていました。グレは緊急配備の手配のため外に出ました。
江藤刑事は遺体確認のために言われた扉を開けましたが、もうそこには遺体はありませんでした。
そんな中誉が、わざとワイングラスを落とし割ってしまいました。これが事件解決への糸口となっていきます。
その頃には、イヤリングをなくした夫婦のテーブルには最後のデザートがサーブされていました。
そして誉は全員を呼び、ここで殺人事件があったことを打ち明けました。
そしてその中から、殺人に関与してないと思われる人物から順に外に出していきました。
誉がグラスを割った理由は、片付けのため、遺体のある倉庫開けなければいけないため、動揺する人物を探すためです。
1番動揺していたのがソムリエの加藤でした。
しかし、誉がわざとワインをこぼした時がありましたが、その時に近くに座る夫婦の夫がお手洗いに立ちました。
その後に江藤が遺体を確認して、誉が見た場所にはなくなっていたのです。という事は、そのあと動いた人物が、遺体を違う場所に移動した可能性がとても高いと言うことです。
そしてこの日にうずらのカチャトーラがサーブできなかった理由がわかりました。
うずらのカチャトーラを考案した副料理長が不在だったのです。そのためサーブできないのです。
そしてその副料理長こそが、倉庫で遺体となっていた新井でした。
それぞれの思惑
今日雑誌の取材に来ていたのは、新井副料理長から取材に来るように呼ばれていたからです。
なぜならば新井は既に辞める決心をしており、自分がいないお店を取材させ、お店の評価を落とすのが目的でした。
そしてカウンターで1人ワインを飲んでいた中原は、副料理長の新井をヘッドハンティングするために来ていたのです。
しかし新井は、他の料理へヘッドハンティングされ、中原はスカをくった形になりました。
そして料理を楽しんでいた老夫婦は、まさに「最後の晩餐」のためにこのレストランに来ていました。
娘さんに電話をかけた携帯には、金融機関からの着信履歴がたくさんありました。
そして夫が手がけた物件が、このレストランだったんです。そして羽振りのいい時はこのレストランで食事を楽しむこともありましたが、業績が悪化し生活も立ち行かなくなりました。
そのため思い出のレストランで、最後の食事をして2人で心中をする決意だったのです。
しかし、奥さんが電話をするため、表に出た際に騒動を知ってしまい、最後の食事は穏便に終えたいと、夫が施行した建物のため、構造には詳しく目につかないところに遺体を隠しました。
そして、料理長でありながら味のぼやけた料理しか作れない、看板メニューのうずらのカチャトーラも作れないのはどうしてか?
料理長に両手を出させた際、両腕の高さが合いませんでした。という事は、過去に脳梗塞か何かを起こし、バランス感覚が失われていると言うことです。
そしてその後遺症で、味覚に変化が起き、味の変化がわからないくなっていたので、副料理長に頼らざるを得ない経営になっていました。
最後に出てきたのが、ソムリエの加藤ですが、彼は喧嘩により殺人を犯した過去がありました。
しかしその過去も受け入れ、雇ってくれた料理長には感謝しかありませんでした。
しかしパスタ担当のシェフが、裏切りを働こうとしたため、それを止めに入り、そこにやってきた新井を近くにあった花瓶で殴り殺したのです。
全てを知っていたシェフ
新井がいなければ、この店は営業できないことを、料理長の古賀わかっていました。
だからこそ、加藤が行っていた撲殺についても黙認し、通常通りレストランを営業していたのです。
最後に、誉は珍しく若宮にデザートをご馳走しました。
誉からはまだ安蘭世津子が目の前で自殺した傷が癒ていません。
いつもにない誉の行為に、若宮は何かを感じ取ったのでしょう…。
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