日テレドラマ玉木宏主演「極主夫道」神社へカチコミのはずが…

元天雀会組長江口と、火竜町婦人会会長は、思惑は違うけれども、龍を救いたいと言う気持ちで一致していた。

そして1連のSNSにアップされた写真から、虎二郎が予想したのは、どこかの組に合流すると言うこと。

それは両者ともに、絶対に避けたいことだった。

 

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雅からの情報

雅はどこから仕入れてきた情報なのか、神社のある一室を龍が貸し切ったと言うことだった。

と言う事は、そこでどこかの組と落合い杯を交わし、ヤクザに戻ると言うことだ。

それはどうしても避けたい両者。思惑は一致し、当日は龍の行動を阻止するために一致団結した。

 

そして当日、龍が借りたと思われる部屋の襖を開けると、思わぬ光景が広がっていた。

龍と美久の神前結婚式の真っ最中だった。

罰が悪くなった両者は、「サプライズ」と言って、飛び入りで式に参加することになった。

龍がアップしていた1連の写真は、結婚式に向けて1連の準備をしていると言うことだった。

 

美久の親に挨拶

何度か会ってはいるが、龍が考える「けじめ」について、1人になり考えていたのだろう。

改めて龍1人で、美久に告げることなく、美久の実家を訪れていた。そして両親に頭を下げる龍。

おそらく結婚式の許しを得ていたのだろう。

同じ頃美久も行動起こしていた。自分が頑張ったプロジェクトが、先方に認められプレゼンすることになった。

 

しかし上司から、「夫が元ヤクザだと先方にイメージが悪い」と言われてしまい落ち込んでいたが

美久は決心した。もっとやくざでも今は家族を精一杯愛する大切な夫である。

夫がいるからこそ先方に認められるような、素晴らしい提案が生まれたのだ。

だからこそプレゼンの日に、前もって先方に夫が元ヤクザであること。そして彼に支えられここまできたことを伝えた。

美久にとってはそれで充分だった。それでこのプレゼンがなくなっても、悔いはなかった。

しかし先方から呼び止められ、「あなたのプレゼンを聞きにきたんです」と言われ美久は喜んだ。

夫が元ヤクザだろうが、仕事には関係ないと言うことだった。

 

2人のけじめ

お互い初めて離れてみて、様々な思いが込み上げ、改めて「けじめ」をつけようとしたのだ。

龍は結婚式を挙げることでけじめをつけようとした。

美久は、取引先に夫が元ヤクザであると言うことを伝え、その夫のおかげで今こうして仕事ができていることを、先方に伝えること。

2人がそれぞれの形でけじめをつけた時、神前式での結婚式を改めて行うことになった。

 

そして急遽参加した、元組長と夫人会長たち。龍がどこかへ行ってしまい、1週間必死になって探した仲間たち。

そんな優しい人たちに囲まれて、素敵な結婚式となった。そして改めて夫婦としてこれからも一緒に暮らしていくことを誓いあった。

それはひまわりにとっても幸せな時間だっただろう。家事も育児も完璧にこなす龍。

それはそれで、とても素敵なパパだった。しかもひまわりの椅子が片付いていることで、椅子まで作ってくれた。

そんな素敵なパパが、ママと結婚式を挙げたこと。それはとても素敵なことだと思う。

 

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