「弁護士ソドム」1話、マッチング詐欺とリフォーム詐欺、そして小田切の過去

「ソドム」と言われる弁護士がいる。それは普通の弁護士ではない。もちろん「金」にならない弁護は引き受けない。

 

そして、一般的な弁護は引き受けない。彼が引き受けるのはいわば「闇社会」の弁護を引き受け、

 

多額の報酬を得ていた。しかし、そこには彼が高校生の時に起きた悲しい事件が関係していることを誰も知らない。

 

コンテンツ

マッチングアプリ詐欺

まどかが務める法律事務所に、友人の沙耶が駆け込んできた。「マッチングアプリ詐欺に遭って300万だまし取られた」

 

というのだった。話しを聞いてみると、最初はメッセージだけでやり取りしていたが、次第に彼からのメッセージが楽しみになり始め

 

ついには会うようになった。そのうち「結婚を前提に付き合ってほしい」と言われて、沙耶もOKした。

 

しかし、しばらくすると彼のほうから「君には迷惑をかけられないから別れよう」と一方的に別れを告げれられた。

 

そこで、詳しく理由を聞くと、会社のお金を不正に流用しており、それがばれそうになっているが、

 

今絶対もうかる「仮想通貨」に300万円つぎ込めば、その穴を埋めて今まで通り働くことができる。

 

というのだ。すると沙耶は自らの幸せを信じて、「私が300万出す」と言って、彼にお金を渡してしまった。

 

その後彼とは連絡が取れなくなった。そして自分が詐欺に遭ったことにようやく気が付いたのだという。

 

自分の幸せを手に入れるために、貯金をしていた300万を取り返したい。ということでまどかが弁護を引き受けることになった。

 

そして、その相手の代理人の弁護士が、ソドムこと小田切だった。所長の篠崎には十分注意して挑むように注意された。

 

弁護の日、裁判所へ行く途中で、木に風船が引っかかり困っている女の子を見つけて、まどかは助けようとしたが、

 

風船は届かない。そこで勢いをつけて助走したが、走りすぎて男性にぶつかった。その男性に助けてほしい。

 

と、お願いするも即答で断られ、「靴を脱げばもっと高く飛べるのでは?」と言われて、腹が立ってしまったが、

 

何とか風船は取れたようだった。しかし、遅刻ギリギリで法廷に駆け込むと、相手の代理人が先ほどぶつかった男性だった。

 

そして、裁判が始まると、言葉巧みに「彼が300万よこせと言ったのですか?」「彼からその話を持ち出したのですか?」

 

と、沙耶が「私からです。」と回答する質問ばかりを浴びせてくる。そして、結果裁判はまどかが負けてしまった。

 

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リフォーム詐欺の正体

しばらくすると、沙耶から「父がリフォーム詐欺に遭った」と電話が来た。家に行くと、長男が父を責めていたが、

 

父も意固地となり「自分の金だからいいだろ!!」と言い合いになっていた。話しを聞くと、最近このあたりで開業した

 

リフォーム会社の社長が飛び込み出来て、「今なら床下の診断を無料でしています」というので、築30年ほどの家の床下を見てもらった。

 

するとタブレットに写された床下は、シロアリに食べられとても危険な状態だった。社長は畳みかけるように

 

「今契約すれば、半額の500万で工事ができます」と言われ、サインをして工事をしてもらったが、

 

怪しいと思った長男が、友人の同業者に見てもらうと、工事は素人同然で、数台の換気扇がついているだけ。

 

それならば見積もっても30万だというのだ。そこでまどかはその会社を訪れると、「倒産しました」という張り紙とともに

 

10名くらいの中年の男女が、ドアをたたき続けていた。同じくリフォーム詐欺に遭った人々だった。

 

すると中から出てきたのは、おかっぱ頭でサングラスをかけた女性。彼女は「自分も被害者」だという。

 

ここでバイトしていたが、今日来てみるとこうなっていて、バイト代も支払ってもらっていない。というのだ。

 

そこで、皆「バイトを責めても仕方ない」ということになり、彼女を責めることはなかった。

 

しかし、社長の「上野原」と彼女はグルだった。そして、彼女は小田切ともつながっていた。

 

そして、上野原はある人の紹介で、小田切を訪ねてきたが、彼は誰の紹介かわかっていた。

 

「梶原」という男性だった。そして上野原が電話で席を外したすきに、バイトの女性天音が小田切に近づいた。

 

しかし、二人のつながりがばれるとやばいのか、すぐに引き離した。そして、上野原の弁護を引き受けることにした。

 

そしてまた、まどかと法廷で会うことになったが、沙耶の父親は実際の床下を見ておらず、もちろん写真もない。

 

だからこそ、工事後の見積もりが30万でも、実際はもっとひどい状態から今の状態になったのかもしれない。

 

と、上野原のタブレットの床下画像を証拠にした。これでこちらには何の証拠もないのでまた負けてしまった。

 

そして、リフォーム詐欺に遭った人たちに話しを聞くと、ほとんどが、その直前に子供たちが「マッチングアプリ詐欺」に遭っていたのだ。

 

沙耶に話しを聞くと、沙耶も相手に家族のことや、父の務めていた会社名などを話してしまったかもしれないと言ってきた。

 

これで相手はターゲットを絞り、リフォーム詐欺のかもを見つけていたのだ。そこで集団訴訟に持ち込もうとした。

 

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小田切の悲しい過去

まどかが沙耶に集団訴訟の話を持ち掛けると、「ほかの方法を思いついたからもういい」と言われてしまった。

 

そして、小田切は上野原をつぶすための作戦に出ていた。相場2億はくだらない家をターゲットにして、

 

仲間のハッカーで幼馴染のカイに、その家族には2週間分の旅行チケットをプレゼントさせて計画を実行させた。

 

天音は老婆に紛争して、上野原にわざと声をかけさせて、「この家を1億で買わせてくれないか?」と言わせた。

 

そして、「3日以内の契約ならもう100万追加する」という話に、天音は乗った。そして、3日後に上野原はお金を持ってきた。

 

その場に、沙耶と、その父が同席していた。実際のこの家の家族構成を再現したのだ。そして、いざ契約となると、

 

実際の家族が帰ってきてしまった。慌てたカイは引き留めようとするも、コミュ障でうまく言葉が出ない。

 

近くの喫茶店で待機していた、小田切が出てきて「この近くで中古物件を探していて、地元の人の声を聞きたい」

 

とうまく引き留めることができた。そのうちに契約を交わし、「お金をしまうついでに、倉庫にシャンパンを取りに行く」と言って、

 

上野原はその場で待っているように指示をして、3人はカイが待つ車にお金事乗り込み、上野原は実際の家族に通報され逮捕された。

 

そして、沙耶はバイト料として「300万」の報酬を手にしていた。その後不思議なことに、リフォーム詐欺の被害者にも

 

全額戻ってきたという。まどかにはにわかに信じがたい話だが、実際にみんなにお金が戻ってきているので、

 

集団訴訟はなくなった。そして、みんなにお金が戻ってきたのは、小田切の過去に関係があった。

 

彼の母は「詐欺被害者専門弁護士」だったが、彼の誕生日の日に自殺した。父が会社のお金を使いこんだらしい。

 

その責任を取ってのことだが、それ以来父は音信普通となってしまった。そこで父の友人であった曽我に引き取られ、

 

大学まで進学させてもらい、弁護士になったが、母の荷物を整理しているときに、引き出しの隠し底から、

 

赤い手帳が出てきた。そこに名前が書き連ねてあり、最後に「教祖」とあった。母は何かを追っていて殺された。

 

それを裏付けるように、小田切が上野原にバックにいるのは誰か!?と問い詰めた時に「教祖」と答えた。

 

彼は「ソドム」と言われ、嫌われ者となりながらも、実は母の死の真相を追い、母のメモにある名前の詐欺師を

 

片っ端から片付けていたのだ。そして、だまされた人に全額戻していた。彼が探す「教祖」とは一体何者なのか!?

 

■キャストプロフィール

 

Twitter感想

「ダイバー」の時にはダークヒーローが似合わない。と言われていましたが、あれはおそらく代役だったという噂ですよね。

 

あれから何年かして、再びダークヒーローですが、「弁護士」なのでダーク全面押しではないのがいいのかな。

 

それよりも山下美月さんの七変化などに対する、絶賛の声が多かったです。

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