沢尻エリカ主演「ヘルタースケルター」全身美容の行き着く果て
2019年11月に、沢尻エリカさんが違法薬物で逮捕されました。前から見ようと思っていた映画がありました。
虻川美香監督「ヘルタースケルター」
確かこの作品も何か騒動が起き、沢尻エリカさんが芸能界から遠のいた復帰作となっていたと思います。
そのため全身全霊で取り組んだ作品だと言うことを話していたような記憶があります。
コンテンツ
全身整形のりりこ
ヘルタースケルター スペシャル・エディション<2枚組> [ 沢尻エリカ ]
田舎町から出てきたこはるは、モデル事務所に拾われ、耳や目など一部を除き全身を整形し、若者のカリスマ的存在になっていきました。
でも実際は全身整形による副作用があり、常時薬を飲み続けたり、幻覚を見たりする症状に悩まされます。
次第に副作用は体にも出始め、化粧で隠すことで何とかやり過ごしていましたが、後輩のモデルこずえが登場したことで、りりこの存在が危ぶまれました。
りりこがイメージキャラクターだったCMも、モデル雑誌も全てこずえが担当するようになりました。
そして婚約者であった南部にも、突然の婚約破棄と言う形で裏切られてることになりました。
自由で勝気なりりこでしたが、本当のところはいつも自分の地位が脅かせるを見るのが怖い、いつも何かに怯えている1人の女性でした。
だからこそ公私ともに信頼できるマネージャーを試してみたり、マネージャーの彼を寝取ってみたり様々なことをやってのけるのですが
りりこの気持ちは満たされないところが、ますます空虚になっていきました。
そんな頃にりりこが受けた全身整形の病院が訴えられます。
この病院を追っていた刑事がりりこに「タイガーリリィ」と近づき、警察内部しか知り得ない情報をりりこに渡したのです。
それを知ったマネージャーのみちこが、マスコミ各社に資料を送り付け事件が発覚したのです。
りりこもちろんそのマスコミの標的となりましたが、記者会見に臨んだ日自身で左目をえぐり行方不明になりました。
自殺者9名、行方不明者1名を出した違法美容整形の公判は16回を数えましたが、依然りりこは行方不明のまま。
伝説となっていました。
りりこを担当し、りりこの全てを知っていたヘアメイクの沢鍋が、とあるクラブにこずえを連れて行った。
そこには、以前りりこのマネージャーだった女性が…つられるように扉を潜るとそこには右目をかくし、左目に派手な化粧をし、豪華な衣装をまとったりりこがいた。
りりこは全身整形を維持するために、多量の薬を服用し続け、最後には幻覚と激しい頭痛に、身を滅ぼして行きましたが
新たに自分を着飾ることで新しい自分に出会えたのでしょうか?
原作
ヘルタースケルター (フィールコミックス) [ 岡崎京子 ]
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※2019年11月現在の情報です。詳細はリンク先でご確認ください。
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