テレビ東京「ドラマホリック」増田貴久主演「レンタルなんもしない人」勇作の役割

現在、最終回を目前にして「コロナウイルスの影響により」収録が遅れ、放送延期となっている

テレビ東京の「ドラマホリック」枠で放送中の実話が元になったドラマ

「レンタルなんもしない人」

自分は社会で働くことに向いていない。と気づき、【なんもしない自分】存在を「レンタル」することを思いついた男性の話しです。

ドラマ内で、レンタルさんに関りはありませんが、登場する男性がいます。

企業に勤務するサラリーマン、神林勇作です。彼がなぜ登場するのか考えてみましょう。

 

関連記事

テレ東「レンタルなんもしない人」アンチを演じる神林勇作は葉山奨之さん

 

神林勇作

大手企業に勤めるサラリーマンで、成績は常にトップのエリート。

上司からの信頼が厚い分、仕事が忙しくてなかなか彼女「まりあ」とも会えない日々。

弟は、医大に入りインターンとして医師となることが決まった。

父は、兄より、医者になった弟のことにしか興味がなく、いくら仕事の業績を上げても父には認められない寂しさがある。

 

そんな時、まりあがTwitterでフォローしている「レンタルさん」をみつけ

まりあに直接「なんであんな奴フォローしてんの!?」と半分切れ気味に聞き出そうとしますが

まりあは「おもしろそうだから」と気にも留めない様子。

それが勇作には面白くありません。「なんもしない人」のフォロワーがどんどん増えていく現実。

 

そして、現実でがむしゃらに頑張っても、小さなミスひとつが命とりになる自分。

 

自分は「なんもしない人」より頑張っているから、偉いんだ!!というおごりがまりあにみえたのでしょうか!?

一緒にディナーに誘おうと彼女の会社の前に行くと、「新しい彼。それじゃね」

と、あっさり振られてしまいました。

しかし、「レンタルさん」なんもしないのに、家族がいます。子供ももいると言います。

勇作には「楽」をして、生きている邪魔な存在にうつったのでしょう。

ついに、アンチ攻撃に出ます。

「家庭があるのに、働かないなんてどうかと思う」

と、言った投稿に、【いいね】がどんどん増えていく「快感」を覚えてしまいました。

 

 

勇作は自分に共感してほしい

どんなに業績をあげても、「医師」になる弟の方が偉い。

些細な「ロゴの反転」で、いままで積み上げてきた実績が崩れ落ちる。

なんの前触れもなく、彼女にふられてしまった。

 

勇作は「誰かに認めて欲しい存在」なのではないでしょうか!?

だからこそ、注目を浴び始めた「レンタルさんのツイートにアンチ」を書き込むことにより

その反応を楽しみつつ、一生懸命頑張っている自分をアピールしたい。

そんな複雑な気持ちを抱えているのではないでしょうか!?

 

SNSへ「安易」にアンチコメントを書き込むことは良くないことです。

アンチがアンチを生み出し、ネットリンチ、ネットいじめへと発展していき

ネットという「空間」に一度出てしまった言葉は取り消すこともできません。

そして、一番たちが悪いのは「匿名」で投稿できる点です。

「匿名だから、ここまで言っても誰にも何も言われないだろう」

と、安易に人を無神経に傷つける人が多くなってきています。大体そういう人にかぎって

同じことを言われたら、大騒ぎし警察沙汰にするような人なのでしょうが・・・。

ネットで、「匿名」だからと安心して書き込みをしても、書き込んだ一般にはわからないルートをたどれば

【個人を特定することができる】のです。勇作も、徐々にアンチを広げる波紋を投げかけようとしているのではないでしょうか!?

 

 

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です