ブラック教師を命を張って訴えた同級生2人組「青野SP」第6話

英語教師の新津は、2年生を担当していた。しかし、1番若い教師の為、上から仕事を押し付けられ

 

完全に彼ができる仕事の許容範囲を超えていた。そして授業の準備もまともにできないので、彼の授業を聞く生徒はほとんどいなかった。

 

そして事件は起きた。9時には学校から出ると言う事を言われているため、仕事を持ち帰り済ませようとしていた。

 

その日に限って、ひったくりに遭いあろうことか生徒の個人情報が売買され、ネット上にアップされてしまった

 

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すべての責任を押し付ける教師

そもそも盗まれたデータは、彼が担当しているものではなく、上司である他のクラスの担当の先生が作成すべきもの

 

生徒たちの個人情報の書き込まれたカードだった。その個人情報を書き込むために、家に持ち帰ろうとしたところひったくりにあった。

 

しかしそれが知れ渡ると、彼はさらに窮地に陥ることがわかっていたので、再び作成し偽装しようとした。

 

でもそれより先に、生徒の個人情報が流出し、ネットで拡散されていることがわかってしまった。

 

そのため、主任の先輩教師と2人で各家庭に謝りに行くことになった。しかし「これはお前がやったことだから、お前が責任とれ

 

 

言い残しどこかへいってしまった。主任は自分が押し付けてきた仕事なのに、謝罪することをから逃れ、仕事もサボった。

 

その様子を見ていたのが、3年生の副担任を任されている柴田だった。柴田と新津は小中高の同級生であり腐れ縁。

 

たまたま柴田は、3年生の担任に恵まれ、仕事を押し付けられることなく、自分の業務範囲で仕事をこなすことができていた。

 

しかし彼は、自分の仕事よりも先輩の仕事を優先し、寝る時間すらまともに取ることもできず、もちろん食事すらまともに摂れない状態だった。

 

そこで柴田は一緒に各家庭に謝りに行った。戻ってきた新津に向かって、2年生の主任はいかにも今戻ってきたように「どこに行ってたんだ」と怒鳴りつけてきた。

 

この学校は、校長だけでなく、教師すら全てが腐っている。会社で言えばブラック企業の代表とも言える。

 

 

限界を迎えた新津

新津はあんなことがあった後なのに、「責任をとりなさいよ」と主任と副主任からさらに仕事を押し付けられた

 

そして、残って仕事をしようとしても、9時以降は絶対に学校から出るように校長から言われてしまい、仕事をすることができない。

 

ましてや自分の担任の英語の教材する準備できない。そして答案の丸つけも食事をしながらするので、満足に食べることもできない。

 

柴田はそんな状況放っておけなかった。だからこそ、上司である2年生の担任に向かって意見を言った。

 

しかし逆にそれは新津がとろくさいだけで、本来ならばこなせる量の仕事であると言われてしまった。

 

柴田は本気で新津の心配をしていた。体を壊す前に心が壊れてしまう。そんな友人を見たくは無い。

 

職員室を飛び出した新津

ついに大量の仕事を押し付けられた新津は、「できません!」とはっきり言って、手提げから紙を取り出し走り去っていった。

 

すると柴田が「屋上の鍵」と口にした。新津が職員室から飛び出すときに、鍵が置いてある場所に手を伸ばしていた。

 

そこで柴田は追いかけた。新津は屋上に向かって階段を上っていった。そしてフェンスを越えて校舎の端に立った

 

嶋田は冷静に新津が、手提げから取り出した紙を見ていた。「これ以上生きていたくありません消えます」と書かれていた。

 

まるで自殺をほのめかすような文章だった。全教師と嶋田が屋上に集まったが、新津は校舎の端からまだ動いてなかった。

 

 

浅村先生たちが、嶋田に何とかしてほしいとお願いしてきたが彼はただ静観しているだけだった。

 

そして動いて、やっと新津のそばに行ったかと思えば、屋上から突き落とすように新津を倒した。

 

改めてこんな学校で働きたくないと言うことを彼は口にした。すると水野先生が歩み寄ってきて、校長の方を向いた

 

それに続くように浅村先生も水野先生の隣に並んだ。仕方ないとばかりに阿部も続いた。

 

徐々に好調に向けられる視線が多くなっていった。そして最終的に校長は「働き方改革については考えます」と口にした。

 

嶋田はこれが計画的なことだと気づいていて、わざと新津を挑発するような態度に出た。

 

これは柴田と新津が考えた、ブラック企業を変えるための作戦だったのだ。柴田から見えないはずのキーケースから

 

新津が屋上の鍵をとったとは見えない。なのに彼はさも見たように屋上の鍵と叫んでいた。

 

2人は共犯者。でも自分たちの職場を良くしようと考えた結果の結論だった。そこに嶋田が仕上げを加えたと言うことだった。

 


 

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