「ミステリと言う勿れ」1話、殺人容疑をかけられた整、刑事を論破していく!

久能整、彼は個性的な外見をしている。それはカリフラワーのような大きな天然パーマの頭のせいかもしれない。

しかし、彼は友達も恋人もいないが、快適に大学生活を送るごく普通の青年だ。ただ気になることについてはよく話すこと以外。

 

そんな彼に「殺人容疑」がかけられた。高校生からの同級生を殺したというのだ。彼は家でカレーを作っていただけなのに。

 

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早朝の訪問者

久能整はカレーライスがすきだ。だから単純にカレーライスを作っていた。すると大家が警察を連れてきた。

 

藪という男性が「殺人容疑で任意同行してもらう」という。彼には何のことかさっぱりわからないまま、大好きなカレーを放り出し、

 

任意同行で警察に連れてこられた。高校生、大学生の同級生の寒河を殺害した容疑が掛けられていた。

 

しかし、彼はその時間家にいた。でも証言できる人はいない。彼には友達も恋人もいないのだから。

 

藪は初めからとても強気に攻めてきた。しかし、整には彼は同級生ではあるが、交流はなく、顔見知り程度。

 

殺すような動機もない。すると、藪が「彼がうらやましかったんじゃないのか?」と言ってきた。

 

寒河の父は大物政治家らしく、高校生の時から羽振りが良かった。そしてみんなの人気も高くいつも人に囲まれていた。

 

そんな思い出しか整にはない。決して彼を「羨ましい」などと思ったことも、「殺そう」とするほどの殺意を抱いたこともない。

 

のらりくらりとかわす、整にいらだつ藪を後輩の刑事池本がなだめながらも、藪は証人がいるというのだ。

 

夜の公園で寒河を殺害する、整を見たと。その特徴的な髪型の人物を見たという。しかし整は、あの公園は灯が暗いのによくわかりますね。

 

と、更に藪をいらだたせた。しかし、任意なので必要以上引き留められない。整は家に帰ることになったが、預けたスマホをもらおうとすると、

 

座っていた女性刑事風呂光が、話しかけてもぼーっとしていた。そしてPCの画面を見ると「退職届」が見えた。

 

その帰り、階段を降りていくと、池本が同僚の刑事にもうすぐ「子供が産まれる」と話していた。

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取り調べの毎日

整の心情は「真実はひとつじゃない、けど真相は1つしかない」そんな彼のアンテナにはいろいろな物が引っかかり、

 

彼の言葉となって出てくる。池本が取り調べ中に唐突に「奥さんと喧嘩でもしたんですか?」と言い出した。

 

それは、昨日と服装は違うが、シャツにアイロンはかかっていなくて、靴は汚れている。昨日とまるで違うからと。

 

そして子供がいつ生まれるのかも聞いていた。池本は「ゴミ捨ては手伝っているんだけど・・・」というので、家のゴミ箱の数を聞いた。

 

しかし、池本は4つかな・・・。と正確に把握していなかった。そこで整は「ゴミ捨てはゴミ箱からゴミを集め、分別されていなければ分別する。そこからゴミ捨てです」

 

と、正論を述べた。すると翌日上機嫌の池本が「カレー蕎麦」をごちそうしてくれた。整のおかげで仲直りできたらしい。

 

ゴミを整の言うように、一から集め分別してみたら、家にゴミ箱は7つもあり、ゴミ袋の在庫が切れかけていたので「今日買ってくる」と言ったら、

 

妻が泣いて喜んだという。なのに整は「僕はカレーは好きですが、カレーライスがすきなのです。」と一言余計に言ってみた。

 

そして、風呂光が見張りのためか、一人で整のいる部屋にいた時、声をかけた。そして、彼女の存在意義について

 

殺伐とした男社会の中で、必要な存在だからいるのではないのでしょうか!?と、先日見た「退職届」を気にした言葉を口にした。

 

相変わらず藪は強引な取り調べをし、凶器である果物ナイフが何軒か先のマンションのごみ置き場から見つかり、

 

整の指紋が袋と、ナイフに付着していたという。彼はそれを聞き「この場合2通り考えられます」

 

「僕が素手で寒河を殺害し、凶器を捨てた。そしてもうひとつは僕の家に誰かが侵入しナイフを盗み手袋をして犯行に及んだ。この場合結果は同じです」

 

すると、家宅捜査の令嬢が取れた。と青砥刑事が来た。整は自分の部屋に入って欲しくないので、少し抵抗したが

 

藪は「なんだ?押入れで大麻でも栽培しているのか?パソコンにヤバイ証拠でもあるのか?」と息巻いて家宅捜査に向かった。

 

そして、青砥と話しをすることになったが、整は美容院へ行かせてほしいとお願いした。天パを定期的に抑えないと大変なことになる。

 

と、言いながら、彼は思い出した。美容室で昔読んだ雑誌に青砥の写真が載っていた。「幼女連続殺人事件」で冤罪を生んだ刑事。

 

その頃は警視庁の捜査一課にいたはず。だと。全くその通りだった。しかし青砥は今でも自分が捕まえた人物が犯人だと思っている。

 

しかし、整は「真実は人の数だけあります。でも真相は一つしかないのです。」と青砥に声をかけた。

 

すると、藪が「借用書」が出てきた!!と喜んで帰って来た。しかし整には疑問が残っていた。

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田村由美

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藪を論破する整

整は思い出したことがあった。高校生の時寒川が運転免許を取ったこと。そして、親に高級車を買ってもらった。

 

でも、夏休みが明けると、「模試の成績が下がったから親に車を取り上げられた」と言っていた。

 

それは3年前のこと。ちょうどその時、藪の妻と子供が事故に遭い亡くなり、犯人は捕まっていなかった。

 

整は風呂光に頼み調べていたことが色々あった。まず1年ほど前に鍵を落とし、すぐに交番にとどけられていた。その拾った人の名前。

 

そして、寒河のメモに会ったイニシャルの先輩たちに会って話を聞いてもらうこと。すべてが揃ったうえで、もうひとつ整は思い出した。

 

夏休み明けに車を取り上げられたが、その車に寒河はほとんど乗っておらず、ほとんど先輩が使用していたので、なんの影響もなかったこと。

 

そして、イニシャルと金額が書かれたメモは「貸したお金ではなく、脅し取られたお金ではないか?」ということ。

 

すると、風呂光は寒河の先輩数人に話しを聞き、その事実を突き止めた。確かに寒河はお金を脅し取られていた。

 

そして、決め手となった事故のあった日、車を運転していたのは寒河ではなかった。しかし、父が大ごとにしないよう

 

内密に車を処分していた。整は最初から藪の言うことが気になっていた。証人を知っている人かのように言っていたこと、

 

そして、家宅捜査の前に「押入れ」と「パソコン」がなぜうちにあることが分かったのか!?

 

それは1年前に鍵を拾い、スペアキーを作った藪にしかわからないこと。だと論破していった。

 

藪は徐々に力を失って行ったが、整は子供の気持ちになり「行事に来れなくても、そんなことをする時間はあるんだね」

 

と、藪に言うと「妻も子供もいないのに何がわかる!!」と怒り出したが、「僕は子供はいません。でも子供だった頃はあります。だから子供の気持ちで言っています。」

 

「あなたはさそり座生まれですか?トパーズのネクタイピンに、サソリの色をしたネクタイ。そして、新しくはない腹巻に、レッグウォーマー。」

 

「これはすべて、奥さんが藪さんの健康を願って選んでくれたんですか?奥さんの好きな物、お子さんの好きな物を知っていますか?」

 

「今からでも遅くないです。写真や持ち物の中に気っとあるはずです。」と自分に殺人の罪を着せようとした藪の気持ちを救った。

 

藪は「年がいってからできた子供だったから、こんなじじいが来ても恥ずかしいだろうと行事に参加しなかった」

 

と、涙ながらに後悔を口にした。そして、車の持ち主が家族をひき逃げしたと、間違ったことも後悔した。

 

やっと整は解放されることになったが、青砥が「改めて、あの事件の資料を見て見ると矛盾が出てきたから、もう一度一から調べ直す」

 

と、整に伝えた。彼が濡れ衣で取り調べを受けた数日、彼の思ったことを口にしただけで、警察の人たちはすべて気持ちが救われた。

 

それが整なのだ。彼が話し続けることで、人の気持ちを解きほぐし、決して責めないその口調がいいのだ。

 

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