【映画】かぐらめ。2人の大物俳優最期の共演作となった神楽を舞台にした人間模様
山梨県都留市の市制60周年協賛事業の一環として、製作された【かぐらめ】ですが、2015年に公開されたこの映画は
今井雅之さんの遺作ともなり、2018年に急逝された大杉連さんも出演し、大物俳優2人の最期の共演作となりました。
第39回モントリオール世界映画祭、第24回セントルイス国際映画祭などに正式出品された、日本文化を伝える映画でもあります。
コンテンツ
かぐらめ 概要
2015年10月24日
原案・監督
奥秋泰男
藍に響け(2021年公開映画)
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脚本
難波望
- どん底スラッガー
- 海辺の弔い
- おっさんぶるーす/21世紀のおじさん
主題歌
片平里菜
出品映画祭
- 第39回モントリオール世界映画祭ファースト・フィルム・ワールド・コンペティション
- 第24回セントルイス国際映画祭のコンペティション部門およびJapan Film Festival Los Angeles 2015
キャスト
武田梨奈 大杉連 筒井真理子 黒川芽以 森岡龍 大河内奈々子 白須慶子 朝加真由美 信太昌之 滝沢京子 足立智充 草薙良一 瀬駒妃 今井雅之 上條信彦
かぐらめ 概要
東京で介護士として働く秋音。母の13回忌のために数年ぶりに帰宅したが、母に瓜二つの女性が、母の部屋にいることに憤りを覚えた。
秋音が小学生のころ、母は病気で入院しており、ちょうど「おかぐら様」の日に母が危篤となったが、秋音が病院へ来たことを確認すると
水晶研磨職人の父であり、神楽の踊り手である父は、「おかぐら」へ行ってしまった。そして母は父に看取られることなく亡くなった。
秋音にはずっとそのことが頭から離れず、「母を見捨てた父」としてわだかまりを抱き、高校卒業と共に東京へ行った。
しかし、介護施設で働きながら、「死」と向き合う中ですり減っていく心。そのたびに母の最期が頭に浮かぶ。
13回忌で帰って来たのに、「仕事の手伝いをしてもらっている」と言いながら、母の部屋で洗濯物を畳む女性。
女性を紹介したのは、父の友人の渡辺だった。彼女は介護疲れに加え、夫からの暴力で勢い余り、突き飛ばし結果夫が亡くなり、
刑務所から出所する際に、父が「身元引受人」になったのだ。そして、彼女は父との今後を見据えていた。そんな父の無神経さが信じられなかったが、
60周年という記念すべき「おかぐら」で舞って欲しい。と周りからのあつい要望に応えようとしたが、脳梗塞を起こし麻痺が体に残った。
そして、父は秋音に見せたことがない、母から【最期の手紙】を渡された。そこに記されていた、夫婦としての在り方や
母の思いに触れることができた秋音は、両親のため男性しか許されていない、「おかぐら」を舞う決意をする。
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