テレ朝人気ドラマ最終回「7人の秘書」数年に及ぶ粟田口の裏の顔を暴く時が来た!

粟田口に鉄槌を下すため、様々な証拠を集めてきたが、おそらく彼の事だ。すべて秘書がやった逃げるだろう。

萬はかつての自分の苦い経験を、他のものにさせてはいけないと、今粟田口の秘書を勤めている男性にも協力を仰いだ。

今までの秘書達が、鉄槌を下した者たちは裏を見れば、すべて粟田口に尻尾振っていた従順な犬だった。

 

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財務大臣室に乗り込む

萬はすべての証拠を持って、突然大臣室を訪れた。粟田口もどうしてきたかすぐに察し、すべての者を部屋から出した。

しかし萬は、それも計算の内だった。粟田口に不正な献金の証拠を全て突きつけた。

やはり粟田口は私は知りません。すべて秘書がやっているとさらりと言いのけた。しかし萬はそこでひるむことなく

粟田口に喧嘩を仕掛けるように、様々な質問をたたみかけて行った。すると最終的に粟田口は様々なことを口にした。

そして最終的な言葉を口にした。

 

すべては密室で決まる。底層にいる国民なんて関係ない。私のした事は何も悪くない

萬が引き出したかった言葉をやっと口にした。それを見計らったかのように秘書が突然飛び込んできた。

今の発言が全て、ネット上にリアルタイムにアップされていると、タブレットを見せながら説明した。

確かに、今現在の自分が画像として動いている。どこにカメラがあるのか探し回る粟田口。

しかしカメラはどこにも見当たらない。そこで粟田口は怪しいものを見つけた。萬があなたが最初にくれた御酒です。と、返却してきたあの徳利。

見つめると、目立たない位置にカメラがあった。そのカメラが全てを映していた。そしてネットにアップされていると言う。

 

会見を開く粟田口

秘書は開口一番に「今すぐ記者会見を開くべきです」と助言をすると、すぐに記者を集めるように指示をした。

粟田口は、自分を信じてくれている国民に対して、暴言を吐いたことを謝罪するため記者を集め、火消しに回った。

そしてしどろもどろに、すべて秘書がやったことですとすり抜けようとするも、記者たちはすべて粟田口が何を言っているのか理解できなかった。

 

それもそのはずだった。ネットで拡散されていた大臣室でのやりとりは、実際は拡散をされておらず、タブレットの中だけで見ることができる動画だった。

サランは本当は拡散したかったが、萬に止められたため、拡散をせずタブレットの中で、拡散したように見せたのだった。

粟田口大臣はその動画を信じて、火消しに回ったため、記者たちは何を言っているのかさっぱり理解できなかった。

しかし萬の狙いは、データ上での不正をいくら暴いても、粟田口はすぐに逃げることができる。

今度は逃げることができないように、自らの口から不正を暴かせるのが目的だった。

 

追いかけられる粟田口

粟田口大臣は先程の動画の謝罪として、記者たちを集めたつもりでいたが、記者たちはその前に各議員たちが証言した不正献金について言及していた。

そのすれ違いに気づいたとき、すでに時は遅かった。記者たちから逆に今言ってることが何を意味しているのか追求されてしまった。

そこで粟田口大臣は記者会見場から慌てて逃げ出した。しかしあのフリーライターが邪魔をし、記者たちを食い止めてしまった。

そこで秘書軍団が、フリーライターと対決し記者たちを大臣室へと導いていった。

しかし、記者たちが部屋に迫っていることを知ると、もう逃げ場所がなく大臣は仕方なく机の下に隠れた。

 

そこへ詰めかけた記者たち。そして粟田口の見える場所には秘書軍団が構えていた。

いい加減にしろ!

と、秘書軍団たちが大臣の机を蹴飛ばすと、丸まった粟田口がむき出しになり、その映像が速報としてテレビで流れた。

町中に映るテレビに、財務大臣の情けない姿が流され続け、「私は何も知らない」と言い続ける情けない大臣。

最終的に、自分で墓穴を掘り、自分を自分で陥れた形になった。萬の思い描いた最終的な鉄槌が見事に完結した。

そして、2年前の自分と同じ目に危うく合うとこだった第一秘書は、タブレットの動画を拡散動画として見せることに協力したことで

自分の身を守ることができた。そして交流されていた千代の兄も釈放され、秘書軍団たちは再びそれぞれの道を行くため、新しい職を探しに出かけるのだった。

またこの黒子の秘書軍団たちの活躍はあるのだろうか?国民はないことを願うだろう。

 

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