テレビ朝日ドラマ「7人の秘書」ゴットハンドの本当の正体は?

東京都知事が倒れ、緊急のオペを入院先の医師ではなく、「ゴッドハンド」と呼ばれる白鳥医師に依頼したことを知った。

その話を聞き、サランの表情が一変した。実はサランの実の父親だったのだ。

自分たち捨て、腕を磨くため海外へ旅立った父。その父が不正に関わろうとしている。

 

コンテンツ

本当のオペの予定


照井が秘書軍団に加わってから、困っている人を見ると、ラーメン屋さんに連れてくるようになってしまった。

今回連れてきたのは、上京の時からお世話になっている八百屋のおばさんだった。

とりあえず話を聞いてみると、夫の心臓の具合が悪く、オペが難しいため、引き受け先の病院がなかなか決まらなかった。

そしてやっと「ゴッドハンド」と言われる白鳥医師がいる病院が受け入れてくれることになった。

 

しかし今日になり突然「オペができなくなった」と連絡があり、夫の心臓を助けてくれる医師のあてがなくなってしまった。

ちょうど粟田口大臣が、東京都知事のオペを依頼した日だった。その日は本当は八百屋の主人を助ける日だった。

その話を聞き、萬はいつもの「ここからは引き取らせてもらうよ」と言って、裏で何か動いていることを察知した。

 

ゴッドハンドとは何者か?


ゴッドハンドと聞いてからサランの様子がおかしくなった。萬はその理由を知っていた。

実はゴットハンドと呼ばれている白鳥医師は、サランの実の父であり、さらに技術を磨くため海外留学を選択し

サラン親子を韓国に残し、離婚する形で留学していった。それからサランの母は必死で働き、サランを育てたが

サランが高校生の時白血病でこの世を去った。

 

頼る人がいなくなったサランは、父を探して日本に来た。しかしどこにいるのかわからなかった。

途方にくれ、泣き崩れているところ萬がラーメン屋に連れてきて、秘書軍団に加えた。

だからこそ、白鳥医師が本来助けるべき人を助けず、違う病院に入院した都知事を助けると言うことが、サランには納得できなかった。

 

正義感

粟田口大臣は、南都知事に助かってもらうと困るわけがあった。それは女性が政界に進出してくること。

やり手である南都知事が、政界に入ってくると、自分の立場が危うくなる。そのために邪魔をしたい。

そんな自分勝手な思惑で、白鳥医師にわざとオペで失敗して、入院期間を伸ばすように依頼したのだった。

しかも目の前に大金を積み、研究生たちの給料に充てるように言われた。しかし白鳥医師は手をつけたが、

それは粟田口大臣に、金を返すために手をつけたのだった。

 

自分の私利私欲の為、自らの正義感を犠牲にして、オペをわざと失敗することなど、意に反することだった。

しかし粟田口大臣はあきらめなかった。入院先の医師に、わざとオペを失敗するように指示をしていた。

それを察知したサランたちは、動き出した。実は白鳥医師は既に気づいていた。サランがそばにいることを。

 

極秘のオペ


サラン親子に苦労をさせた思いがあるからか、白鳥医師は秘書軍団の計画に乗った。

自分の病院では、何年先まで待ってもオペの予約でいっぱいだった。しかし深夜であれば時間は空いている。

都知事の入院先の病院に忍び込み、サランが意図的に操作した心電図で、緊急事態を起こし

 

緊急オペを行うことにした。それしか粟田口大臣の汚い思惑を、裏切ることしかできなかった。

入院先の院長に知らせることもなく、黙って他の病院の医師がオペを行った。

そうでもしないと、粟田口大臣の思いのままに、政治が汚れてしまう。

サランは正義感の強い女性である。それは父譲りの正義感の強さだったのかもしれない。

自分の立場を危うくしてまで、不正オペに踏み切り、自分の病院では計画通り八百屋の主人のオペを行った。

つまり同じ日に、心臓のオペを2度行い、2人の手術を成功させ、粟田口大臣の 思惑を見事に裏切ったのだ。

それこそが、サランの父の本来の姿だった。

 

テレビ朝日ドラマ「7人の秘書」サランが初めて目にする父の正義感

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です