日本テレビドラマ「ギルティ~この恋は罪ですか?~」母のようになっていく爽
爽は母のようにはなりたくなかった。
でも、振り返ると母と同じ道をたどっている自分に気付く爽。
父にすがり、捨てられ娘に愚痴を言い、見苦しい母のようにはなりたくなかった。
でも、母のようになっていた。
コンテンツ
母と同じ言葉を投げかけた爽
父親が女と逃げて家を出た。それ以来母はくるったようになった。
そんな母の姿がみじめで母のようになりたくない。と思い気丈に生きてきた爽快だった。
でも、秋山には見透かされていた。「あの時のお前はそんな顔をしたことはない。泣きたいなら泣けばいい」
と、思いっきりやっと泣くことができた。
そして、瑠衣に投げかけた、母が愛人に投げかけた同じ言葉を思い出していた。
じゃあ行ってやるよ!頭のネジのゆるい嘘つきに、旦那が本気になる訳ないんだよ。
愛人どまりのゲス女!!
何も知らず瑠衣の家にいる一真。
突然瑠衣から別れを告げられ「一番大切なのは瑠衣だよ」と言う一真。
瑠衣は「一番大切な人は一人でしょ」と答えた。
一真との話し合い
思いっきり泣いた後、爽は家に帰った。一真が出迎えてくれた。
いつものように・・・。
「大丈夫?さぁちゃん、何か作ろうか?」
と、言う一真にはっきりと切り出すことにした爽。
瑠衣の写真を見せて
「この子友達なの。彼はニートだって言ってたけどかずくんだったとはね。」
しばらくの沈黙の後、爽は一真が浮気を認めることを期待していた。
しかし、笑いながら「そんなことするはずないじゃない。証拠もないのに」と笑う一真にワインをぶっかけた爽。
ついに、爽は打ち明けたあの日の夜、瑠衣と一真を見たことを。
しかし、一真は瑠衣と出会った時の事を考えていた。
瑠衣と別れた一真
「もう終わったことだから」
と、爽の目を見ない一真。子供を作らないことも、浮気したこともすべて爽のせいにする一真に当たる爽。
今までにない爽の態度に呆然とする一真。しかし、その姿は母そのものだった。
暴れ疲れ果て、母の気持ちを理解した爽。そのまま床で眠ってしまった。
ブランケットをかけに来た一真。
「そっちは順調?そろそろ本気出そうと思って。このタイミングでバレたのは予想外だけど、こんなことであきらめられるわけないでしょ」
瑠衣は誰かと電話をしていた。一真との関係を続けるということなのか!?
朝、出勤する爽を瑠衣が待ち構えていた。
「いいコト教えてあげよっか?」
「あの人、子供いますよ」
立ち止まる爽。そして、若菜もその事実を結婚式の時に横山から聞いていた。
それを若菜は言えなかった。後悔していた。
爽はまさに「絶対なりたくない」母に確実に近づいていた。
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