日本テレビ系列ドラマF「ギルティ~この恋は罪ですか?~」蘇る光の存在

爽は一人っ子。いがみ合う両親の元で育った。

いつもさみしかった。でも、いつでも振り返ると秋山がいてくれた。

しかし、父親は家族をすて失踪してしまった。

母のよりどころは爽一人に重くのしかかっていた高校時代。

爽の光は「秋山」の存在だった。

 

告白しない学生時代

爽が家の事で落ち込み、泣きたい気持ちになるといつの間にか秋山がいた。

いつも、爽の寂しさの中には秋山がいた。

でも、お互いに「好き」とは言わなかった。でも、「私の事好き?」と聞いた爽に

秋山は優しくキスをしてくれた。お互い好きと言わなくても、気持ちは通じていた。

 

しかし、そこに爽の母が暗い影となりのしかかってきた。

「彼を取るなら、私は死ぬ!!」

殺気立つ母に抵抗できない爽、もう会わないと秋山に告げるしかなかった。

母の記憶は古い。

父がまだいたころの記憶、爽は結婚もし、社会人として働いているが

まだ幼い子供のように接する。父の失踪がそれだけ母の記憶を破壊するほどの力があった。

そのため、母の記憶は「自分が一番幸せだった時代」でストップしていた。

 

 

名前で呼ばない秋山

秋山のお店を取材場所に使わせてもらった時に、爽はストールを忘れていった。

秋山は置いていった名刺を見て、爽に連絡をしたのだが第一声が「おまえ、ストール置いてっただろ!?」

そう、いつだって秋山は爽の事を【おまえ】と呼ぶ。

ストールを取りに行った時、食事をしていない爽に料理を出してくれた秋山。

奥から、女性が出てきた。秋山の妻美和子だった。新作料理のポスターの絵を描いていたらしい。

「みわちゃんは絵が上手で助かるよ」

と、声をかける秋山。爽は少し嫉妬したかもしれない。

自分は名前で秋山に呼ばれたことがなかったからだ。でも、妻の事は名前で呼ぶことが少しうらやましかった。

 

でも、爽はストールを取りに行った後はもうお店に行かないと決めていた。

しかし、ここで、後輩の小さな裏切りに遭い、お店に行く羽目になった。

会議に参加していた爽は、気分転換にコーヒーを取りに来ていた。

そこに現れたのがバイト君の寺嶋だった。「僕でよければ相談に乗ります」

それを陰で見ていた後輩がいた。一緒に撮影に行った結だった。

結はバイト君に好意があるものの、バイト君の気持ちは既婚者の爽に向いていることが気に入らなかった。

それで、すぐに会社を早退してしまったのだ。その後の仕事は秋山にできた記事を確認してもらうこと。

嫌でも、また秋山のお店に行かなくてはいけなかった。

色々悩んでいることは、すでに秋山はお見通しだった。「お前が好きなようにやればいいよ!」

と、言われ、なぜか元気が出てきた爽は、一真の【不倫】を確かめることにした。

 

 

日本テレビ系列ドラマF「ギルティ~この恋は罪ですか?~」裏切りのGPS

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