徐々にはっきりしてきた「コロナウイルス」の特徴と感染の関係
今、世界中で猛威を振るっている「新型コロナウイルス」
コロナウイルスの存在は、1960年代にニワトリから見つかっており、ウイルスの存在は知られていた。
しかし、2019年暮れに中国の武漢で徐々に感染者が増えはじめ、今年に入り「武漢封鎖」の事態を招くまでに感染者が爆発的に増えた。
今猛威を振るっているコロナウイルスは「COVID-19」と言われている。
徐々に、その特徴などが分かり始めてきた。
コンテンツ
コロナウイルス感染の目安
コロナウイルスの感染者の半数以上が、自覚症状の始めとして「嗅覚・味覚」に異常を感じている。
日本で多い【花粉症】でも同じような症状があるので、判別が難しいが、倦怠感を感じることはすでに感染している。
しかし、倦怠感の症状も感じない「無自覚」の人が、もし花粉症だった場合、それは自分が感染に気付かず人に映している可能性が高い。
コロナウイルスは粘膜に結合しやすい性質があるため、口の中、鼻の中の異常がまずでてくる。
そして、大量の犠牲者を出した中国の武漢での、データを集計すると、圧倒的に血液型はA型が多く、O型が少ない。
そして、B型・AB型については差がなかった。
これは、国民全体に何型の血液が多いかにもよりますが、実際の統計結果です。
特徴
嗅覚・味覚に異常を感じる
倦怠感・だるさを感じる
発熱
咳や鼻水の症状が出る
肺炎の症状が出る
急速に症状が悪化する恐れがある
体内に長くとどまる(約1か月)
症状を発症するまでに時間がかかる
症状を発症していなくても感染力が強い
今、病院で多いのが、「熱はないけど・・・」と受診する患者の多くが
自宅で市販の「風邪薬を服用してから病院へ来る」
これでは、市販の総合風邪薬にはまず、解熱の作用があるので、正確な診断ができない。
陽性から陰性、そして陽性へ
日本でも日々、死者の報告があります。
そして、世界的にみても、その死者の多くが、「陽性」の診断を受け入院をし
その後、「陰性」の診断を受け退院したのちに、再び「陽性」となった場合に死亡率は急激に上がると言われている。
「肺炎」と診断された場合、急速に悪化していくため、人工心肺装置(ECMO)の装着が必要になるが
日本国内にあるECMOの総数は1500台。
2020年4月4日現在の日本国内での感染者が、2,800人を超えている。
もし、その患者のすべてがECMOを必要としたら、圧倒的に装置の数が足りていない。
そして、ECMOは医者であればだれでも扱える機械ではない。
専門的知識が必要で、なおかつ24時間の監視体制が必要な機械となる。
機械内に「血栓」などが詰まってしまうと、機械が機能しなくなるため、常に機械を看視し、もしもの時は手動で作動させなくてはいけません。
そのため、もしECMOを必要とする患者がいても、その病院にない場合や、専門医がいない場合がある。
重傷者を移動させるか、専門医を移動させるかの選択も迫られる。
感染者を増やさないために
一番大切なのは「感染者を増やさないこと」
そのために、東京都知事も提言していますが「3密」を避けること。
どんなに仲が良くても、一定の距離を保って接すること。
そして、目的もなく出かけないこと。
これは、「自覚症状」のない人が、いる前提で目的もなく出かけて
スーパーなどのカートの手すりや、衣服を手に取るなどの行為をするだけで次の感染者を生みます。
布に付着したウイルスもすぐに消えません。一定期間生き続けます。
感染させないために
自分はすでに感染者と思って生活する
無駄な外出は控える
人と接するときは必ずマスクをする
マスクの外側にはウイルスが付着しているので触らない。
手洗いは30秒以上丁寧に行う
手に触れる場所はアルコール消毒を頻繁に行う
スーパーのカートなどはできれば消毒してから使用する
外出した時に着用した衣類は必ず洗濯する(ウイルスは洗剤に弱い)
味覚・嗅覚に変化を感じたら、専門の相談ダイヤルへ電話する
花粉症だと思い込まないこと
密閉した空間にとどまらないこと
検温を毎日欠かさないこと。異変があれば外に出ない
日本ではまだPCR検査機関が、世界の中でも少ないのが現状です。
検査を待っている間に、「肺炎」となり、急速に症状が悪化することになります。
「自分は大丈夫」
という思いは捨てて、一人一人きちんと責任のある行動をとっていきましょう。
早く、世界でこの「コロナウイルス」が収束しますように。
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