テレ東新ドラマ草刈正雄主演人気コミック原作「おじさまと猫」ふくまるとの出会い

ペットショップでは様々なペットが売られています。しかし、そのペットすべてが新しい飼い主の元へ行くわけでない。

ある程度月齢が経ってしまうと、お店は動物たちをどこかへ連れていく・・・。

しかし、これはある猫のお話しです。

 

コンテンツ

ブサかわ猫

月齢がまもなく1歳に近づく「エキゾチック」な猫。

しかし、すでにお店に置いてもらえる期間がせまっていることも

猫は知っている。だからこそ、もう食欲もなく聞き飽きた言葉がある

「こいつぶさいく!!」

って、お客さんから言われることにもすっかり慣れてしまった。

 

店員のさとうさんはどうしても「この子を救いたい。」

もうすぐだから・・・。

でもペットが飼えないアパート暮らし。引っ越ししてでも家に迎えたい!!

ぶさ猫は「もうすぐ」の意味を隣の猫から聞くことになり、ますますここからはなれたくなくなった。

 

憔悴したおじさま

1年ほど前に妻を亡くしたおじさま。

毎日同じ日が続くと思っていたが、突然妻が亡くなり、それからずっと憔悴しきったまま。

あまり外に出ることもなくなった。そんなおじさまの友達が犬を連れてやってきた。

お見合い相手の写真を見せようとするが、どうしても見ようとしない。

でも「生後1か月の柴犬の女の子」だった。犬好きの友達は絶対おすすめだというが

おじさまはペットに触れたことすらない。ためしに友達の柴犬に近づこうとするがやはり気が向かない。

 

そこで、友達が【猫】を勧めてみた。

それはまだ妻が生きていたころ、妻と二人で【猫を飼う】話しをしていたのだ。

だからこそ、友達は猫ならどうだ!?と勧めてみた。

蘇るあの日の思い出。おじさまの気持ちが少し動いた。でもやはり妻を思い出しそうで思いとどまってしまった。

友達はどうしても「ペット」を飼うことを勧めてきた。

 

ふくまるの奇跡

おじさまはふらりとペットショップに入ってみた。

けれど、「イソギンチャク」が売っていないことにお店を出てしまった。

しかし、それがふくまるとの出会いに近づいていくことになる。

店先で話しただけなのに、妻との指輪を落としてしまった。それを取りに戻るおじさま。

首に付けようとして、犬の声に驚き指輪が転がった。その先にぶさかわの猫が・・・。

 

運命の出会い!!おじさまはブサかわなエキゾチックショートヘアのその子から目が離せない!!

「この猫ください。この子がいい!!私にこの子をください」

猫がダメだと言っていたはずなのに。どうしてなのか!?店員が不思議に思うが

おじさまは妻の言葉を思い出していた。「あなたが選んだ猫がいい」

おじさまはねこに一目ぼれしてしまったのだ。初めて聞いた「かわいいね。うちの子になってくれる?」


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