関テレ制作火曜ドラマ「青のSP」主演藤原竜也、学校に常駐する警察官

2021年1月12日からスタートした「青のSP」。SPは【スクールポリス】の略。

すなわち、学校に常駐する警察官を描いた作品になります。

刑事モノとしては異色のストーリーになるかもしれません。

 

コンテンツ

容赦ない嶋田

嶋田隆平。警視庁捜査一課の敏腕刑事。

しかし、試験的に「スクールポリス」を導入するために、【赤嶺中学】が選ばれると

自らのキャリアを捨て、スクールポリスになることを志願した。

そして、着任早々「生徒だからと言って容赦はしない」と発言しましたが、生徒達は本気にはしませんでした。

しかし、着任早々3年1組から大きな音が聞こえ、駆け付けると「真田」という生徒が教師の一ノ瀬に暴力をふるっていました。

嶋田は言葉通り、真田をとらえると腕を取り手錠をかけ、「威力業務妨害・器物破損で現行犯逮捕」したのです。

 

この出来事に教師ならびに生徒たちは驚きます。本当に容赦なく、中学生だからと【厳重注意】ではなく手錠をかけ逮捕したのです。

学校が終わり、担任の浅村が警察へ赴き、頭を下げ生徒から聞いた事実を打ち明けました。

最初に挑発したのは、教師の一ノ瀬。授業中なのにスマホで大音量を流し、動画をみている真田に向け

真田の兄がどれだけ優秀だったかと、話したのがきっかけとなり、真田は椅子で窓ガラスを割り暴れたのです。

そのため、彼が一方的に暴力をふるったのではない。と、【厳重注意】にとどめてもらうようにお願いをしました。

 

釈放された真田

真田は浅村の進言もあり、【厳重注意】で帰宅できることになりましたが、

浅村は迎えに来た母親に、今回のことは「教師が真田くんを兄と比較したことが原因なので、彼を責めないで」

とお願いしていました。実は以前にも真田は兄と比べられる発言を、教師からされ彫刻刀で切りつける騒ぎを起こしていたのです。

そのため、帰り道母親は真田に寄り添うように、何も聞かず一緒に帰りました。

 

しかし、翌日になると逮捕の瞬間が動画でアップされており、報道陣が詰めかけ、学校にはクレームの電話が鳴りやみませんでした。

しかし、嶋田は自分のしたことはやりすぎではなく、正しい行いだった。と言います。

そして、動画をアップしたのは明らかに3年1組の生徒。ハンドルネームは「ブルーノート」

嶋田が過去の投稿を調べると、一ノ瀬がいかがわしいお店に出入りしていたり、安部が卑劣な行為をしている動画など

多数の動画がありました。そして、元をたどるとある贈賄事件にたどり着きました。

 

岩井の贈賄事件

岩井という議員がかつて、贈賄事件に絡み逮捕されたのですが、その記事がアップされているのです。

嶋田は後輩の三枝と共に、岩井の家を訪ねますが、すでに1年前に引っ越したと近所の人が言います。

特に「あんなことがあったからね・・・。」と言葉を濁したのですが、調べると父の贈賄疑惑でありながら

娘の素性がネットにさらされ、誹謗中傷の的となり、耐え切れなくなった娘は自ら命を絶ちました。

 

そこで、嶋田は考えました。「ブルーノート」がなぜ岩井の記事をアップし、

今アップし続けている動画はすべて、その娘を誹謗中傷し自殺に追い込んだ人たち。

一ノ瀬も安部も誹謗中傷し、自殺に追い込むような書き込みをした張本人でした。

と、なると岩井の娘と仲が良かった人物が、赤嶺中学にいる。

岩井の娘が通っていた塾を訪ねると、確かに一人「赤嶺中学」の生徒が該当しました。

 

ブルーノート逮捕

嶋田は、動画をアップした生徒は確実に浅村のクラスの生徒であり、ブルーノートが誰なのか突き止めるように指示をした。

しかし、浅村は手荒な真似はしたくない。と、後で名乗り出るように生徒に言い聞かせましたが

誰一人名乗り出ないうちに、学校に刃物を持った男性が侵入し、放送室から

「ブルーノート!!!出てこいっ!!」

彼もまたブルーノートに素性をアップされ、人生をめちゃくちゃにされていたのです。

そして、ブルーノートを標的にし、刺すつもりで学校へ来ました。

 

校庭に避難する生徒達。教師も誘導しますが、一ノ瀬は自分の保身が大切とばかりに我先に逃げます。

そんな中、果敢に犯人に教師たちが立ち向かうのですが、肝心の嶋田が現れません。

こんな時のためのスクールポリスのはずが・・・。

しかし、何とか嶋田は犯人のいる場所を特定し、たどり着きました。

そして、あろうことか「ブルーノート」を名乗っていた三村翔子を犯人につきだしたのです。

そして、彼女が刺される間一髪、嶋田の蹴りにより刃物は飛び、現行犯逮捕されたのですが、

三村にも、彼女を誹謗中傷したのが許せないかもしれない。でも、君もネットに書き込みをすることで、

言葉の暴力をふるっていることに間違いはない。そして多くの人を傷つけた。

 

と、諭し三村は浅村の目の前で自ら、両腕を嶋田に出しましたが、嶋田は手錠をかけることなく

腕をやさしくつかみ、パトカーへと連れていきました。

本当に、生徒だからと「容赦はしない」ということが生徒たちに伝わったでしょう。

 


 

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