「彼女はキレイだった」2話逆らう愛と、本当のことが言えない結依、泥酔の結末
梨沙はレストランの看板を出しているときに、宗介に出くわしてしまった。そのまま喫茶店に入り、なぜ今日本にいるのか訳を話した。
叔父が経営するレストランであり、急遽体調崩した叔父の代わりに、レストランを手伝いにとんぼ返りで戻ってきたことを言えなかったととっさに嘘をついた。
宗介は何の疑いもなく梨沙の話を信じてくれた。しかし梨沙の中では真実を早く話さなければいけないと言う思いがより強くなった。
コンテンツ
MOST廃刊の危機
思いがけないところで愛に会えた。と喜ぶ宗介。しかし梨沙は思わず口が滑ってしまった。「出版社も大変だよね」と言うと
宗介は「出版社で働いてることなんて話したっけ?」と聞き帰されてしまった。とっさにまた嘘をついてしまった。
出版社へ戻ると、愛はいつもに増して元気よく働いていた。てきぱきと仕事をこなし、生き生きとしていた。
そして、次の出版に向けて企画会議が行われた。宗介は1人3分でプレゼンするように砂時計を出した。
しかし全員が持ってきた企画が、全てボツになってしまった。ライバル誌が既に企画していたり、インフルエンサーがSNSに公開していたり、
そこで愛に話を振られたが、班長は彼女には議事録をお願いしてるだけです。と、企画会議のメンバーでは無いことを話した。
逆に副編集長の企画を聞きたいと言う意見が出た。するとMOSTなどを相手もしてもらえないような世界的デザイナーとコラボを考えていると言う。
そしてそのデザイナーの過去の衣装について調べ、古着屋をくまなくあたりどんどん荷物が編集部に届くようになった。
議事録をまとめた愛だったが、専門用語が多すぎて支離滅裂な文章になったようだ。宗介からいくら3ヶ月といっても、今はファッション誌の編集部にいる。適当な仕事をするな。と叱られた。
そんな時、突然デザイナーとイギリスへ出発する前に、1時間だけアポイントが取れたから今すぐ出かけると副編集長は、箱から服を袋に詰め変えた。
そして愛に向かって、「何も仕事ができないなら荷物持ちくらいやれ」と、突然愛を連れて、空港に向かうと言う。そしてタクシーを用意しとけ。と言うが、
いざタクシー乗っても、何度行き先を確認してもタブレットばかり見て何の返事もしない。イギリスへ発つのだから羽田と思い向かっていたが、
途中で宗介が顔を上げると、羽田に向かっていることに気がついた。行き先は羽田ではなく成田だった。しかし反対車線は渋滞している。
そこで愛は、「電車で行きましょう。」と言って運転手に裏道を案内して地下鉄に宗介を乗せた。あと「3分後の電車に乗れば間に合います。」
愛は、持ちきれなかった荷物を持って成田に向かった。そして荷物を持って空港へ行くと、ちょうど打ち合わせを終えた宗介が歩いてきた。
「行き先ぐらいちゃんと確認しろ!おかげで半分もプレゼンできなかった。足を引っ張るぐらいならやめてしまえ」と暴言を吐いた。
我慢していた愛だったが、我慢しきれなくなりついに言葉に出てしまった。
「私は何度も行き先を確認しました。でも副編集長はタブレットに夢中で話も聞いてもらえませんでした。自分のミスを棚に上げて人を責めるんですか?もっとちゃんと人を見てください。」
宗介に響いた言葉
宗介自身にも自覚はあった。最近タブレットばかりに気をとられて、ドアにぶつかったり、オーダーの確認を何度もされたり…。
しかし、あと3ヶ月でライバル誌より売り上げを上げないと、MOST日本版は廃刊となってしまう。それだけは避けたい一心だったのだ。
愛は悔しい気持ちを結依にぶつけた。しかし結依も、宗介と同じことを言った。「いくら3ヶ月といえども、ファッション誌に関わるんだから、知識ぐらい身に付けないと」
愛は同情して欲しかったのかもしれない。けれど宗介と同じように突き放された気持ちになり、寂しくて部屋に閉じこもってしまった。
でも眠れずにリビングに出てきて、結依が持っていた過去のMOSTを取り出すと、付箋が貼ってあった。そのページを見ると、
「見ると思ってた。ファッションやメイクなら任せて」
と、結依から応援メッセージと、昼間にわからなかった洋服の名前と、その商品が付箋で記してあった。
愛は結依の応援に応えるために、それから猛勉強を始めた。ファッション誌から様々な形の服の呼び方や、2人の休みが合う日には、外に出て行き交う人のファッションを勉強した。
その頃宗介も迷いはあった。愛から言われた言葉「もっと人を見てください」確かに、タブレットばかり見て、編集部員の考えていることをしっかりと耳を傾けていなかった。
しかし宗介には、ここの編集部員にはもっと伸びしろがあると期待していた。だから廃刊は免れると確信があった。
愛は久しぶりに実家に帰り、すき焼きの材料を買って帰った。妹曰く「自転車操業」が続いており、すき焼きはとても喜ばれた。
そして妹にも最近の女子高生のファッション事情について、リサーチをかける愛。ファッション誌は付録目当てで買うもの。と言う答えが返ってきた。
突然降り出した雨に不審に思う宗介
ある日会社を出ると雨が降っていた。愛は雨が降ると髪が膨らむから嫌だと言いながら、折り畳み傘を出してさしていた。
しかしそれを宗介が見ていた。確かに愛にあげたはずの折り畳み傘。なぜ総務部が持っているのか気になった。しかしそれを尋ねる間もなく、後から樋口がやってきて、
愛を居酒屋誘って強引に連れて行ってしまった。宗介は再び編集部に戻り仕事を始めた。しかしあまり手につかない。
その頃結依は、父親に呼び出されていた。レストランのマネージャーに抜擢されたことをお祝いしてくれたが、どうやらそれは父親に周りが気を使ったおかげだと言う。
結依の母は既になくなっていることがわかった。そして父は結依を自分が気にいっている男性のもとに嫁がせることで、道具として利用しようとしていた。
結依の父はこの界隈では有名な政治家なのだろうか?しかし結依は父に反発して、ほとんど話を聞かないまま席を立って帰っていった。
愛に話を聞いてほしくて、電話をかけたが、樋口と飲んでいる愛は電話に気づかなかった。そんなところに宗介から電話がかかってきた。
元気がなさそうな結依の声を聞いて、今から会うことになった。そしてお腹が空いているだろうと言うことで、夕食を共にすることになった。
庶民的なレストランだったが、出てきたのはこれまた一般的なオムライスだった。しかし宗介は元気がない時に母がいつも作ってくれたオムライスに似ているから、これを食べると元気になれると言う。
そして帰り道にフリスビーを見つけた2人。芝生を見つけて2人でフリスビーで思いっきり遊んだ。体を動かして気持ちもリフレッシュできた2人。
そこで結依は真実を告げようと思ったが、やはり言い出せなかった。そのまま宗介と別れた。しかし一方の愛はどんどん飲んで泥酔してしまった。
樋口が正して無理矢理帰らせようとすると「ちゃんとはっきり言ってやる!」と言って宗介に電話をかけた。そして思いっきり文句を言った後に、
「同姓同名の佐藤愛なんかじゃない。私が佐藤愛。5年2組の佐藤愛なの!」と酔った勢いで真実を告げてしまった。宗介が思っていた愛とは全く違う愛。
しかし、学校名やクラスをちゃんといってると言う事は、本当に総務部が佐藤愛だと言う証拠だ。
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