「准教授・高槻彰良の推察」season2、1話「奥多摩の奇跡の少女」

高槻の民俗学の講義は「イケメン講師」として人気を集めていたが、1年が経ちかなりの生徒が受講するようになった。

 

そして、授業の傍ら「隣の怪異」というサイトで、怪異体験の話しの相談を受けていた。

 

今回相談に訪れたのは、寺内一という男性だった。いつも飲み物を聞く高槻。誰も選ばないココアを選んだ。

コンテンツ

奥多摩の奇跡の少女の誕生

数年前に起きた交通事故がきっかけだった。ある小学校の遠足の帰りに、バスの運転手が心臓発作を起こし、

 

そのままバスは転落し、乗っていた生徒と教師21人が亡くなった。と言うとても悲しい事故だった。

 

しかし、そこには一人だけ奇跡的に助かった。その子の名前はまなちゃん。奇跡的に助かったとして、崇められるようになった。

 

そして、依頼者の母も彼女に助言を求めるようになり、高価な贈り物をするようになった。これは事実なのか確かめてほしい。

 

と言う依頼だった。早速瑠衣子が以前親子が住んでいたアパートを訪ねた。決して悪い評判はなかった。

 

そして、やはり「まなさま」と崇めるようにみんな話をする。実際にまなさまに会いにいくことにした。

 

今住んでいるのは、まなさまを崇める方からの提供で、「奥多摩の山奥の1軒屋」に住んでいた。

気が進まないけんちゃん

現地には高槻、深町、瑠衣子、そして仕事を終えてけんちゃんが合流することになっていたが、

 

深町がその日泊まる宿を教えようと電話すると、けんちゃんは気乗りしていなかった。

 

特に高槻のことをよく見張っておけ。とだけ注意した。なぜけんちゃんはそんなことを言ったのか!?

 

よくわからなかったが、とにかくけんちゃんが来るまで高槻の様子をよく見ておくことにした。

 

実際に家まで行くと、長蛇の列。そして、瑠衣子は最後尾に並び「初めてなんですけど・・・」とお礼について、

 

常連の方々から話を聞いた。みんな自発的にお礼を持っていっているようで、向こうからは一切請求しない。

 

と言うのは本当だった。「まなさまの絵を飾ったら会社の業績が伸びた」など、みんな奇跡を体験していた。

 

そしてようやく高槻達の順になったが、まなさまは机に向かい絵を描いているだけ。母曰く事故以来言葉が出ないと言う。

 

部屋の後ろに九官鳥がいたが、深町が苦手なので、他の部屋に移してもらった。まなさまは一枚の絵を持ってきた。

 

高槻と九官鳥。一目みると高槻が九官鳥に襲われているようだ。なぜ事故現場に近い奥多摩に住んでいるのか聞いた。

 

親しい人からの親切もあるし、なによりも友達のそばにいられる。と言う言葉がひどく歪んだ。高槻は少年時代を思い出していた。

 

東京で眠っていたはずが、数週間後京都の鞍馬で発見され、背中に大きな傷があり、興奮すると目が青く光るようになった。

 

父は現実的に考えたが、母は鞍馬山の天狗の子になったとして、近所からの相談相手を高槻にさせていた。

■ドラマ関連作品

 

本当のまなちゃん

宿でけんちゃんと合流したが、けんちゃん以外と温泉を楽しむのは、初めてだと高槻は喜んだ。

 

しかし、翌朝深町が目を覚ますと高槻はいなかった「気になる事があるから調べてくる」完全記憶を持つ代わりに、

 

極度の方向音痴なため、深町が慌てて探しに行こうとすると、けんちゃんは止めた。けんちゃんは唯一高槻の真実を知る人物。

 

今回のことも、過去の自分と重ね合わせ深入りするのを恐れていた。そして瑠衣子は「まなちゃん」としての姿を元ご近所さんに聞きに行った。

 

母子家庭で母は忙しく、よく一人でいたのを見かけたと言う。高槻は遠足のバスが立ち寄ったサービスエリアで話しを聞いていた。

 

すると立ち寄ったのは、ここだけでなく出発してすぐ、児童が気分が悪くなり近くのパーキングに立ち寄った。

 

高槻はそこへ行くと「まなさま」がいたが、高槻をみると逃げるように行ってしまった。彼女がいた場所にはゴムが結ばれていた。

 

瑠衣子の情報を重ね合わせ、再び家を訪れた。今度は相談中に割り入った。母親はお客さんに帰ってもらった。

 

そして高槻はすぐにまなちゃんを病院へ連れて行くように説得した。なぜならまなちゃんの本棚は本が全て逆さまになり

 

絵も全て逆さまに描かれている。これは脳に異常がある証拠だと断言した。しかし、事故とは無関係だと。なぜなら彼女はバスに乗ってなかった。

 

まなちゃんはクラスメイトからいじめられており、2度目の休憩でも一人で過ごしていたが、その時靴が脱げて、崖を落ちていった。

 

拾おうとしている間に、バスは出発した。点呼した際に、同じグループの子がまなちゃんも乗っていると嘘をついたのだろう。

 

そして、まなちゃんは靴を拾おうと、崖を滑り落ちてしまった。そこに出発したばかりのバスが転落してきた。

 

「奇跡の少女」として話しを聞くうちに、偽善の寄附で暮らせるようになり、まなちゃんは故意に話さなくなった。

 

なぜなら、まなさまでいる限り、お母さんがそばにずっといてくれる。しかし、高槻達が彼女が落とした靴を見せると

 

まなちゃんは泣き出した。いじめがあったのも事実であり、遠足当日も行きたがらない娘を、パートがあるから。と無理に行かせた。

 

それがまなさま誕生のきっかけとなった。内藤には「奇跡の少女」は寄付を強要しているわけではない。全て訪れた人の気持ちだと報告した。

 

しかし、内藤は高槻に近づいた本当の理由を示した。上半身服を脱ぎ、背中を見せた。そこには高槻と同じ傷が…。

 

自分達の使命を一緒に果たそう。と言って帰っていったが、彼の傷は本物なのか?彼の部屋には高槻の記事と写真で埋め尽くされていた。

 

■ドラマ関連記事

「准教授・高槻彰良の推測」を1話から見逃したらFOD PREMIUM

FODプレミアム

・FOD独占ドラマが多数

・雑誌も150誌以上が毎月読み放題

・毎月8のつく日はポイントデー、ログインで400ポイント

・毎月継続ポイント100P付与

・漫画・書籍の取り扱いあり

・月額976円

・1か月の無料お試しあり(キャリア決済のぞく)

※通常2週間のお試しなので、キャンペーン中にぜひお試しください。

※本ページ情報は2022年3月現在です。詳細は「FOD PREMI」公式HPにてご確認ください。

過去のオトナの土ドラ

それぞれの断崖 (集英社文庫) [ 小杉健治 ]

リカ (幻冬舎文庫) [ 五十嵐 貴久 ]

その女、ジルバ(1) (ビッグ コミックス) [ 有間 しのぶ ]

フジテレビオトナの土ドラ「#コールドゲーム」放送開始!概要は?

津村御影

准教授・高槻彰良の推察シリーズ

准教授・高槻彰良の推察 1 (MFコミックス ジーンシリーズ) [ 相尾 灯自 ]

2021年10月9日スタート新オトナの土ドラ「顔だけ先生」概要

 


2022年フジテレビ4月スタートドラマ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です