フジテレビ系列オトナの土ドラ【13】担当刑事が百合亜を疑っているのはなぜ?

百合亜は自分の足で歩き、裸足だったが片手に手錠が残ったまま

近くの交番へ名前を名乗り保護された。もうすぐ26歳になる「少女」

百合亜がいなくなったのは13年前の14歳。

まだあどけない中学生の頃だった。しかし、「担任の家に行く」と言い残し消えたことから

自らの意思でいなくなったと思われていた。そして、【担任と付き合っている。】【おじさん好き】という噂が当時から絶えなかった。

しかし、当日担任の家に来ることなく百合亜はいなくなった。

 

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写真が語る真実

百合亜の捜査を担当したのは、男性刑事の永井と、女性刑事の田辺だった。

田辺の方が頭が切れるようで、様々なことに鋭く勘づく。

そして、永井の方が後輩なのか、いつも指示をするのは田辺だった。

しかし、取り調べを2人で行っても百合亜は、何も話さないし

目も合わせてくれない。何もわからない。

 

しかし、当時の写真を探っていくと「事実」が出てきた。

百合亜が撮った友達との写真。その後ろに「映り込んだ人物」が

新しく8歳の凜ちゃんを誘拐した男と一致した。

そのため、当時の記録から百合亜が通う中学の用務員として働いていた

「黒川一樹」

だということが判明した。しかし、百合亜はその男のことは当時も今も知らないという。

 

もう一枚の写真の真実

一樹には、「認知症」を10年以上前に発症し、老人ホームで暮らす母がいた。

田辺たちは聞き込みに行くが、「一樹」について何も語ろうともしないし

まるで知らない顔をしていた。そこで田辺がスマホのスライド方式で一樹の写真を見せ

「あなたの息子さんですよね?」

と、強調すると1枚の写真で、母の表情が一変した。

一樹がアップで写っているが、母が呼ぶ名前は一樹ではない。

【ゆうきー!!ゆうきー!!】

 

あらためて田辺が写真を見ると、ボケてはいるが、背後に見切れた男性が写っていた。

母はその男性を見て「ゆうき」と叫んだのだ。

一樹には反応はなかったが、ゆうきという男性は覚えているらしい。

しかし、戸籍には「ゆうき」の記載はなかった。

だが、近隣では知られた存在で「長年引きこもりの弟」の存在が明らかになった。

 

3人の奇妙な同居生活

と、いうことは、「ゆうき」が目撃された時期と、百合亜が誘拐された時期。

そして、中学に残る一樹が勤務した時期を重ねると、3人は1軒の家に住み

一樹は普通に働いていた。

ということは、百合亜は逃げようと思えば逃げれたはず。

しかし、13年も監禁され、一樹は新たな誘拐事件を起こし、「ゆうき」という人物はどこにもいない。

 

そこで田辺たちは、百合亜を監禁場所に連れてきた。

刺激が強すぎることを承知で連れてきたが、百合亜はやはり何も語らないが

様子がおかしい。何かにとてもおびえた様子に変わり震えだし部屋を飛び出した。

田辺は畳みかけるように

「あなたはあの奥の部屋にずっといたんじゃない。この部屋で3人で食事をしていたんじゃないの?」と質問をぶつけるが

すでに百合亜の精神は限界を迎えていた。

 

本当に、あの部屋で普通に3人が暮らしていたのか!?

確かに、監禁されていたベッドには一樹の頬にキスするプリクラがあったのだが・・・。

 

 

東海テレビ制作×イギリスBBC【13】百合亜が話しをし始めた。

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